運命の恋を幼なじみが後押し「アナログ」二宮和也、桐谷健太、浜野謙太の共演シーン

二宮和也が主演を務めた映画「アナログ」の本編の一部が、YouTubeで解禁された。

本作は、あえて連絡先を交換せずに、週に1度だけ会うことを大切にして関係を紡ぐ男女のラブストーリー。二宮がデザイナーの悟、波瑠が携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆきに扮し、桐谷健太と浜野謙太が悟の幼なじみで親友の高木と山下を演じた。

この映像は、運命の恋に落ちた悟を、高木と山下が茶化しながらも応援するシーン。3人が初めて顔をそろえた日に撮影された。現場はにぎやかな様子だったが、監督のタカハタ秀太は「昔からの幼なじみとしてはまだ微妙にかみ合っていない」と感じ、台本にない余白の芝居に10分以上カメラを回し続けたそう。キャスト3人は終始楽しそうに笑い合いながら、酒の席ならではの話題で盛り上がった。

タカハタは「3人のバランスもとてもよかったです。桐谷さんがなんとなく場を回していた感じもありつつ、それをのらりくらりかわす二宮さんと、ハイテンションで受けてくれる浜野さん。あの初日の撮影で、3人がそれぞれの役をしっかりつかんでくれたように思いますね。3人ともスキルが高い人たちなので、撮影を楽しんでくれていたと思います」と振り返る。二宮は「どこまで本編で使われているのかどうかを含めて楽しみですね（笑）。観る方たちがどういった印象を受けるのかというのは楽しみなところではあります」と同シーンに言及した。

ビートたけしの小説をもとにした「アナログ」は、10月6日より全国ロードショー。

映画「アナログ」本編映像（幼なじみの3人）