気候変動に翻弄される若者描く「温帯の君へ」山下諒や二田絢乃が出演、監督は宮坂一輝

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「(Instrumental)」の宮坂一輝が監督・脚本を担う「温帯の君へ」のメインキャストが明らかになった。

「温帯の君へ」メインビジュアル

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本作は、気候変動を通じて現代の若者たちが抱える失望と希望を描く物語。私立大の社会学部3年・申田大樹は、恋人の雪川翠と一緒に、気候変動をテーマにした現代アートの展覧会を訪れる。大樹とは対照的に、ひどくショックを受け泣き出してしまう翠。やがて翠は環境学生団体のメンバーとして活動を始め、次第に大樹とすれ違っていくのだった。

メインキャストのオーディションには100名以上の応募があり、このたび起用された5名が解禁。大樹を山下諒、翠を二田絢乃が演じる。さらに環境学生団体CAFF(Climate Action For Future)の代表・森野美玖役でさいとうなり、大樹の友人・榎本凌役で関口滉人、CAFFのメンバー・相馬享洋役で吉田晴登が出演した。

宮坂一輝

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撮影監督を石川貴大、美術を侃生-KAN-、スチールを森本あおが担当。なお本作には「SDGs シェアプロジェクト」が後援として参画する。宮坂は「行動する・しない以前に、僕たちは何かもっと大切なことを忘れていないだろうか? それこそがこの映画の出発点です」とコメントした。

また本作の制作費を支援するクラウドファンディングがMotionGalleryにて実施中。

宮坂一輝 コメント

「温帯の君へ」の監督・脚本を務める宮坂一輝と申します。
皆様にまずお伝えしたいことは、僕はこの映画を通じて、「地球のために今すぐ行動しよう」と言いたいわけではない、ということです。行動する・しない以前に、僕たちは何かもっと大切なことを忘れていないだろうか? それこそがこの映画の出発点です。
現代社会を生きる若者の一人として今、僕たちが感じている分かり合えなさ、未来への失望、そしてそれを乗り越えた先にある希望を、気候変動という切り口で描き出したい。そして、深刻なテーマだからこそ、誰もが身構えずに楽しめる面白いエンターテインメントを作りたい。
そんな思いから始まった本作ですが、おかげさまでこれ以上ない素晴らしいキャスト・スタッフの方々にお集まりいただき、どんな映画が完成するのか、僕自身胸が高鳴っています。
是非皆様にも、ご支援という形で本作にご参加いただければ大変幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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MASAFUMI TANAKA @4823_tanaka

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