U-NEXT株式20%をTBSが取得、資本業務提携関係を大幅に強化

USEN-NEXT HOLDINGSはTBSホールディングスとの資本業務提携をより一層強化するパートナーシップ協定を本日6月29日付で締結。あわせてU-NEXTの第三者割当増資によりTBSはU-NEXTの発行済み株式の20%を取得し、持分法適用関連会社とすることで、事業成長に向けた協業をより強固にした。

動画配信サービス・Paraviを運営していたプレミアム・プラットフォーム・ジャパンと経営統合し、有料会員数385万人以上、配信コンテンツ36万本以上を擁する動画配信プラットフォームとなったU-NEXT。7月1日より、Paraviで提供されていた約1万本のコンテンツがU-NEXTに移管され、“新生U-NEXT”がスタートする。

コンテンツ量やデジタル技術・マーケティングに強みを持つU-NEXTとドラマ・バラエティに強みを持つTBSグループがより強固に協業することで「コンテンツ制作、調達における規模感、スピード感の強化」「大型ライブイベントやスペシャルドラマなど、配信と放送のクロスプラットフォームを生かした企画の実施」「U-NEXTが強みを持つ映画や欧米・韓流ドラマに、TBSグループのドラマ・バラエティ・スポーツなど独占コンテンツを加えたラインナップの充実」に取り組む。

さらに「地上波テレビ・ラジオ・BS・CSなどTBSグループのパートナーメディアでの積極的発信」「U-NEXTが得意とするデジタル広告や映画館・家電量販店での露出を組み合わせた『クロスマーケティング』の実施」「両社の開発リソースを用い、ARやVRなど新技術を活用したサービス開発」も行っていく予定だ。