「
たじまことのBLマンガをもとにした本作。一軒家でルームシェアをする大学生・アキとハルが、仲良くごはんを作って食べるほのぼのとした日常が描かれる。赤澤が料理担当のアキ、高橋が片付け担当のハルに扮した。
オファーを受けた際の気持ちについて赤澤は「BLはなじみのないジャンルだったので、新しい境地というか。相手役がもともと親交があった高橋健介さんでしたし、楽しみでした」と口にする。高橋は「正直、最初は迷いましたね。僕もこういうジャンルの作品は初めてだったので。でも原作を読むと、自分が思い描いていたものとは大きく違って、素敵な世界があった。それから相手を聞いて、ぜひやらせていただきたいと思いました。本当に参加できてよかったです」と明かした。
高橋は「たじ先生は現場によく来て、非常に好意的に撮影を見てくださってうれしかった。先生は家にこだわっていて、もともと(撮影現場として)予定していた家から変わったんですよね」と述懐。川野は「今思うと、最初に選んだ家は撮影の都合でセレクトしていた。たじ先生にちょっと違うと言っていただいて本当によかったです」と語る。さらに川野は「2人は原作のアキとハルそのままだったので、そこは楽しましたね(笑)」と振り返った。
“ゼロ距離男子”を演じた赤澤と高橋。互いにキュンとしたことを尋ねられた赤澤は「赤澤遼太郎が思う高橋健介のいいところと、アキが思うハルの素敵なところをトレースできたので日を重ねるごとに好きになりました」と回答。高橋は「こういうことを1つもボケずに、まっすぐな気持ちで言えるところにキュンとしますね」と答え、笑いを誘った。
続いて話題は、劇中に登場する食事に。高橋は「餃子好きかも。作るまでの過程もありますからね」、赤澤は「デザート類、パフェとかはうれしかったかな」と回想した。高橋は「アキは作る担当なので、“いただきます”を待たされている。(赤澤は)見た目も犬みたいなので、飼い主気分でした」と述べ、会場を盛り上げる。
イベントでは、続編の製作決定が発表。タイトル、公開時期は未定だが撮影は終了しているという。赤澤は「やっと言えたー!」と笑顔を見せ、高橋は「皆さんが1を盛り上げてくれないとお蔵入りになるかもしれない……」とユーモアを交えて話す。続けて彼は「1を観たあとに続編はこうしてほしい、と要望があってももうお応えできません(笑)」と呼びかけた。川野は「それはもう3で、ですね」と笑顔で返答する。
最後に高橋は「最近役者以外のところで届けることが多かった。自分の軸は役者なので、ハルとして皆さまに何か届けれたらいいなと思います」、赤澤は「撮影期間は10日でしたが、密度が濃くて。座組が温かくて、笑いにあふれた現場でした。そんな現場の雰囲気が出ているので、観た人がほっこり、ニコニコできる映画だと思います」と伝え、イベントを締めた。
「アキはハルとごはんを食べたい」は、2週間限定で公開中。
関連記事
赤澤遼太郎の映画作品
関連商品
カンバ @kakekanba
続編!嬉しいです✨️✨️ https://t.co/gTCt3a1Z9A