没後40年・寺山修司の映像作品を一挙上映、東京から各地へ巡回

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特集上映「寺山修司映画祭2023『映画監督◎寺山修司』」が明日5月18日から21日まで東京・ユーロライブで開催される。

「書を捨てよ町へ出よう」ビジュアル (c)1971テラヤマ・ワールド/ ATG

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「田園に死す」場面写真 (c)1974テラヤマ・ワールド/ ATG

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「さらば箱舟」場面写真 (c)1984劇団ひまわり/テラヤマ・ワールド/ ATG

「さらば箱舟」場面写真 (c)1984劇団ひまわり/テラヤマ・ワールド/ ATG[拡大]

歌人、劇作家、映画監督、小説家、エッセイストなど多彩に活動した寺山修司の没後40周年記念として企画された本特集。寺山が手がけた幻想的でカルトな魅力を持つ映像作品が7プログロムに分けて上映される。「書を捨てよ町へ出よう」「田園に死す」「さらば箱舟」「上海異人娼館」といった長編のほか、実験映画の数々がラインナップに並んだ。

5月20日にはトークショーも実施。寺山が主宰した演劇実験室・天井桟敷で音楽と演出を担当し、 演劇実験室◎万有引力を結成したJ・A・シーザーが「書を捨てよ町へ出よう」の上映後、元・天井桟敷の森崎偏陸とポスターハリス・カンパニーおよびテラヤマ・ワールド代表の笹目浩之が「実験映画集1」の上映後に登壇する。鑑賞チケットはユーロスペース公式サイトおよび劇場窓口で販売。

東京での開催後は、大阪のシネ・ヌーヴォで6月10日から23日、青森・三沢で8月19日と20日に行われる。

寺山修司映画祭2023「映画監督◎寺山修司」

2023年5月18日(木)~21日(日)東京都 ユーロライブ
<上映作品>
A. 「書を捨てよ町へ出よう」
B. 「田園に死す」
C. 「さらば箱舟」
D. 「上海異人娼館 チャイナ・ドール
E. 「草迷宮」「迷宮譚」「消しゴム」「一寸法師を記述する試み」
F. 実験映画集1(「青少年のための映画入門」「疱瘡譚」「マルドロールの歌」「ローラ」「審判」)
G. 実験映画集2(「檻囚」「トマトケチャップ皇帝」「ジャンケン戦争」「蝶服記」「書見機」「二頭女-影の映画」)

<巡回予定>
2023年6月10日(土)~23日(金)大阪府 シネ・ヌーヴォ
2023年8月19日(土)、20日(日)青森県 三沢

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※愛知・名古屋シネマテークでの開催は諸事情により中止となりました。

読者の反応

吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

『ボクサー』が無いですね……

没後40年・寺山修司の映像作品を一挙上映、東京から各地へ巡回 https://t.co/vHsTUp0Zur

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