一流オペラ教師と美声ラッパーが快進撃「テノール！ 人生はハーモニー」公開

フランス映画「Tenor」が、「テノール！ 人生はハーモニー」の邦題で6月9日に公開される。

本作は、一流オペラ教師のマリーとその日暮らしのラッパー・アントワーヌの“快進撃”を描くヒューマンドラマ。すしの出前でやってきたアントワーヌの美声にマリーが才能を見出し、2人でオペラの猛レッスンを始めるさまが描かれる。

監督は、これが初の単独監督作になるクロード・ジディ・ジュニア。マリー役を「100歳の少年と12通の手紙」のミシェル・ラロック、アントワーヌ役をオーディション番組「THE VOICE」で準優勝したビートボクサーのMB14が務めた。MB14は劇中すべてのオペラ歌唱に挑戦し、「蝶々夫人」「椿姫」「トゥーランドット」などの名曲を歌い上げている。

なお本作の舞台はパリ・オペラ座。数年がかりの説得を経て、多くのシーンが実際にオペラ座内部で撮影された。

「テノール！ 人生はハーモニー」は東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショー。