Netflix創業者が共同CEOを退任、後任は日本法人の代表経験者に

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Netflixを創業したリード・ヘイスティングスが共同CEO(最高経営責任者)を退任することを発表。日本法人代表を務めた経験もあるCOO(最高執行責任者)のグレッグ・ピーターズが後任に就く。

リード・ヘイスティングス(写真提供:Bernd von Jutrczenka / picture alliance / dpa / Newscom / ゼータ イメージ)

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「Netflix」ロゴ

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Netflixを共同で創業し、DVDのレンタル事業を経て動画配信事業をスタートさせたヘイスティングス。長年にわたって取締役会とともに後継者を立てることを計画しており、2020年7月にテッド・サランドスが共同CEO、ピーターズがCOOに昇進したことから本格化したという。

ヘイスティングスは「この2年半、私はNetflixの経営を彼らに任せていきました。コロナ禍や最近のビジネス上の課題を考えると、砲火の洗礼を受けるようなもの。しかし2人は非常にうまく経営しており、Netflixの改善を続け、収益と利益の成長を再加速させるための明確な道筋を見つけています。取締役会と私は、後継者を完成させるのにふさわしい時期だと考えています」とコメントを発表している。

2016年12月、Netflixのコンテンツラインナップ発表会に出席したグレッグ・ピーターズ。

2016年12月、Netflixのコンテンツラインナップ発表会に出席したグレッグ・ピーターズ。[拡大]

ヘイスティングスは、サランドスが国際的なオリジナルコンテンツの制作を推進し、Netflixの軌道を大きく変えた手腕を称賛。一方でピーターズについて、広告プランの立ち上げやゲーム事業での指揮、企業文化の強化、そして初期日本法人での取り組みなどを評価している。ヘイスティングス自身は会長に就任し、今後は個人的な慈善活動に専念していくという。

そのほかグローバルテレビ部門の責任者を務めるベラ・バジャリアがCCO(コンテンツ最高責任者)、スコット・シュトゥーバーがNetflix Filmのチェアマンに就任した。

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