本作では、織田信長とその正妻・濃姫の知られざる愛の物語が紡がれる。木村が信長、綾瀬が濃姫に扮し、古沢良太が脚本、
「東映創立70周年記念映画に相応しい場を」との大友の思いから、できる限り“本物”を追求し、全国30カ所以上で撮影された本作。そのほとんどが国宝や重要文化財だ。比叡山延暦寺として焼き討ちのシーンを撮影した国宝・朝光寺の本堂は、初めて映画の撮影場所として使用された。ほかにも世界遺産・仁和寺(宸殿・御室八十八ヶ所霊場)、ロケ撮影は初となる御寺・泉涌寺、国宝・彦根城、通常は非公開の霊鑑寺、時代劇のメッカとして知られる隨心院や神護寺、篠山城、臨済宗建仁寺派・妙光寺、明石城、国宝を有する高田本山・専修寺(安楽庵)などで撮影された。信長ゆかりの歴史を持つ場所も多く、木村は「本物の空間でお芝居をさせていただくことで、織田信長という役を生きることができた」と語る。
また総製作費20億円がかけられた本作では、那古野城や岐阜城の一部を大規模なオープンセットで作成。那古野城のシーンではセットの規模感に合わせて数百人の出演者が結集した。岐阜城は立地の険しさを表現するため、岩壁に囲まれた斜面を使って城の一部が作られ、岩肌を流れる滝をそのまま活用するなど自然が最大限に生かされている。
「レジェンド&バタフライ」は1月27日に全国で公開。
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木村拓哉が信長として生きた「レジェンド&バタフライ」、撮影場所も“本物”を追求 - 映画ナタリー
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