巨大養鶏場が舞台の猟奇サスペンス「殺しを呼ぶ卵」最長版の予告解禁

ジャン＝リュック・ゴダールが「麻薬漬けになって撮ったようなスリラー」と評した「殺しを呼ぶ卵 【最長版】」の予告編とキービジュアルが公開された。

本作はローマ郊外にある巨大養鶏場を舞台とした猟奇サスペンス。最長版は1968年の初公開時より15分長い、残酷シーンなどを加えたバージョンとなる。YouTubeで公開中の予告は、 画面を埋め尽くす大量の鶏で幕開け。卵に注射針を刺す研究者など、養鶏場を取り巻く人々の不穏な空気が映し出されていく。ジャン＝ルイ・トランティニャンが社長のマルコ、ジーナ・ロロブリジーダが経営の実験を握る妻アンナ、エヴァ・オーリンがアンナの姪でマルコと愛人関係にあるガブリを演じた。

「情無用のジャンゴ」のジュリオ・クエスティが監督を務めた「殺しを呼ぶ卵 【最長版】」は、12月2日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次ロードショー。