「ラブ★コン」などで知られる中原が2019年からココハナで連載した原作は、アパートの隣合う部屋で暮らす大人になった幼なじみの男女を描いたラブコメディ。映画では井上が幼なじみの思いに気付かない純粋で鈍感な主人公・青山春(ハル)、久間田が20年もハルに思いを寄せながら進展しない関係に業を煮やすヒロインの加賀屋楓を演じた。監督を務めたのは「胸が鳴るのは君のせい」の
井上は「『絶対にいつか』と夢に描いていた映画の主演のお話を聞いたときは、とても嬉しく、まさに夢心地であると同時に、ものすごい責任とプレッシャーを感じ、映画初主演という一生に一度の経験、自分の全てを賭けて挑もうと思いました」と意気込みを明かし、本作のために9年間伸ばしていた髪を切ったという久間田は「おさななじみならではのキュンとするシーンはもちろん、ちょっと天然な2人のコメディの部分もスクリーンを通して楽しんでいただけたら嬉しいです」と語っている。
※高橋洋人の高は、はしご高が正式表記
井上瑞稀 コメント
「絶対にいつか」と夢に描いていた映画の主演のお話を聞いたときは、とても嬉しく、まさに夢心地であると同時に、ものすごい責任とプレッシャーを感じ、映画初主演という一生に一度の経験、自分の全てを賭けて挑もうと思いました。
原作はクスクス笑いながらあっという間に最終巻まで読んでしまいましたが、自分が演じるハルの目線で読み返すと、ハルという人間をとても愛おしく感じました。撮影が終わった今、ハルはすでに僕の一部になっていると感じています。
楓役の久間田さんとは、撮影前におさななじみの空気感を出せるように、リハーサルを重ねたり、ゲームをしてコミュニケーションを図るなど、打ち解けるための時間をスタッフさんに作っていただきました。
現場では久間田さんの作品に対するストイックな姿勢を見ていて、とても刺激になりました。
僕がハルを愛したように、ハルを、そして「おとななじみ」という作品を愛していただき、ご覧いただいた皆さまを少しでも笑顔に変えることができたら本望です。
僕の初主演映画を是非お楽しみください!
久間田琳加 コメント
お話をいただいた時は嬉しすぎて信じられなかったのですが、本読みやリハーサルを重ねたり、監督や共演者の皆様とお会いしているうちに「夢じゃないんだ。」と実感が湧いてきました。
私にはおさななじみがいないのでハルと楓のような関係性は憧れで、原作をドキドキしながら読み、楓のキャラクターに少しでも近づきたいと9年ぐらい伸ばしていた髪をカットして撮影に臨みました。
クランクインの時はまだまだ不安も多く、視野が狭くなってしまうこともあったのですが、共演者の皆さんたちに頼ったり助けてもらい、ハルと楓2人のキャラクターに元気をもらいながら撮影を終えることができました。
井上さんと初めてお会いした時は、「ハル本人?」と思うほど原作の面影を感じ、撮影中はハルが(劇中で)「大丈夫」という度に本当に大丈夫なような気がしてきて頼もしかったです。
おさななじみならではのキュンとするシーンはもちろん、ちょっと天然な2人のコメディの部分もスクリーンを通して楽しんでいただけたら嬉しいです。
高橋洋人 コメント
原作の漫画がとにかく面白くて、吹き出して笑いながら読んだ恋愛漫画は初めてでした。特におさななじみたちならではの掛け合いが傑作で、この可笑しさを映画化できることが楽しみでワクワクしています。
脚本家の吉田恵里香さんがオリジナルな発想を随所に盛り込んでいただいているので、映画版「おとななじみ」としてもとにかく面白い脚本になっています。
20年間ずっと一緒にいるおさななじみ同士の恋がしくじりまくってもどかしいのですが、2人が一歩を踏み出すまでのじれったい時間を一緒に楽しんで、応援してあげてもらいたいです。
中原アヤ コメント
映画化していただけると聞いて心躍りました。
井上さんも久間田さんもイメージにぴったりで、
原作以上にキャラを魅力的に
表現してくださるのではと期待しています。
素敵な方々との出会いに感謝いたします。
峠本悠悟(プロデューサー)コメント
キャスティングについて
原作を読みながらキャスティングのイメージを膨らませていた時、「裸の少年」に出演されている井上さんを拝見し、直感的に「ハルだ!」と思ってオファーしました。実際にお会いすると、真面目で努力家な方だと感じましたが、ハルのように明るくピュアな一面もあり、間違いないキャスティングだと確信しました。現場での井上さんはまさにハルそのもので、めちゃくちゃたくさん笑わせていただきました!
楓については、柔和で可愛らしい雰囲気の方を探している時に、お昼の情報番組でレポートされている久間田さんを見かけてピンと来ました。モデルの活動もお忙しいところ、なんとご快諾いただけ、しかも本作のために気合を入れて人生初のショートカットにもしていただきました。実際の久間田さんは原作の楓に負けないくらい愛らしく、あのビジュアルから披露される変顔は必見です!
この映画を制作した理由
コロナ禍も相まって恋愛人口の減少が取り沙汰される昨今、気軽に笑って楽しめるラブコメ映画を作りたいと思ったのがこの企画のスタートでした。
原作はこれでもかと言うほど明るい作品なのですが、多くの方が感じるであろう社会人生活の悩みなど真面目な要素も盛り込まれており、登場人物たちが悩みながらも成長していく様を見てどこか自分に重なる部分も感じ、ご覧になる皆様にもきっと共感していただけるのではと思います。
また、以前に別作品でご一緒した安心と信頼の高橋洋人監督と、ずっとご一緒してみたかった脚本家・吉田恵里香さんのタッグが今回実現し、原作の良さを活かしたとても面白い映画になっておりますのでどうぞご期待ください!
関連記事
井上瑞稀の映画作品
リンク
リブロ ★ブックサンタ受付中 9/22~12/25★ @libro_jp
HiHi Jets井上瑞稀が映画初主演、久間田琳加とラブコメ「おとななじみ」で共演 https://t.co/QuFNi6z5Fa
原作:中原アヤ『おとななじみ』集英社/マーガレットコミックス・ココハナ