連続ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」の制作発表会見が本日10月22日に東京・フジテレビで行われ、キャストの
本作ではアナウンサー・浅川恵那とバラエティ番組の若手ディレクターたちが、死刑が確定した連続殺人事件の真相を追うさまが描かれる。長澤がスキャンダルによってエースの座から転落した恵那、眞栄田が新米ディレクター・岸本拓朗、鈴木が報道局のエース記者・斎藤正一を演じる。
渡辺は「6年前にプロデューサーの佐野亜裕美さんに出会ってから、長い時間を経て実現しました。紆余曲折があり、ほぼあきらめていた時期もあったので、オンエアを迎えられることがまだ信じられないです」とコメント。「そして長澤さんが企画の早い時期から出たいと言ってださり、いろんなことがある中で待っていてくれたのが希望でした。一緒に支えていただいた仲間、たくさんのスタッフとキャストの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを口にする。
撮影時のエピソードを尋ねられた長澤は「亮平さんとちゃんとお芝居するのは今回が初めてでした。なんでも完璧にこなす人というイメージだったんですが、すごくおちゃめな方で(笑)。亮平さんは真面目な方なので何度も(演技の)動きを確認するんです。それでケータイを出す動きの確認をしているときに、コーヒーカップの中にケータイを落としていました。やりそうだなと思っていたのですが、ここまでおちゃめな人っているかな?と。ある意味期待に応えてくださる方です」と冗談混じりに回答。鈴木は「バカにしてますよね?」と笑いつつ、「よく落とすんですよ。スマホを新しくしたら、落としても壊れないケースをまず買います」と説明した。
一方眞栄田が「亮平さんが撮影序盤の頃に『いつ最終回のシーンの撮影がきても大丈夫です。全部(セリフは)入ってますから』と言っていたのがかっこよかったです」と答えると、鈴木は「これはいい話だよね?」と思わず確認。眞栄田は「フォローしたつもりです!」と話しながらも「でも長澤さんに『僕こう見えていじられキャラなんですよ』と言っていたのが面白かったです」と付け加えた。
本作の見どころを聞かれた渡辺は「組織、権力、法律といったものと闘い慣れてない人たちが、本気でそれらと闘おうとしたときに何が起こるのかを見ていく物語です。彼らがどういう表情で、どんなことを言うのか。素晴らしい役者さんたちがお芝居で表現してくださっています。そこが感動的で心揺さぶられる部分ですね」とコメント。鈴木は「テレビに精通した人たちが作った、テレビ業界のお話です。報道に関わっている知り合いに『物語の中では、こういった理由でニュースを報道できなくて……』と説明したら、ニヤリとして『リアルだねえ』と」と言われたことを明かし、眞栄田は「シリアスなテーマではありますが、(演出の)大根仁さんらしい笑いもあります。キャラクターも魅力的」とアピールする。
最後に長澤は「恵那は人生で立ち止まっている人。過去の失敗に囚われて、前に進めないんです。これから彼女がどう変わっていくのか。人生では気持ちが前に向いているときもあれば、次の瞬間には引き返したり、思わぬ方向に足が向いたりすることがあります。登場人物たちに自分を重ね合わせて、楽しんで観ていただけたらと思っています」と伝え、イベントは終了した。
「エルピス―希望、あるいは災い―」は10月24日にカンテレ・フジテレビ系でスタート。毎週月曜22時から放送される。
月10ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」
カンテレ・フジテレビ系 2022年10月24日(月)スタート 毎週月曜 22:00~
※動画は現在非公開です。
. @jyd2j
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