山形国際ドキュメンタリー映画祭の作品を東京で上映、小川紳介賞受賞作など45本

「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形in東京2022」が11月5日から東京・K's cinema、11月19日からアテネ・フランセ文化センターで開催される。

隔年に開催されるドキュメンタリー映画の祭典、山形国際ドキュメンタリー映画祭。「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形in東京2022」は、2021年に新型コロナウイルス感染症拡大の影響でオンライン開催となった同映画祭の上映作品をスクリーンで観ることができるイベントだ。45本の作品がラインナップに並ぶ。

主な作品として、アルフォンソ・アマドルがスペインのバレンシアでタイガーナッツを代々生産する農家の姿を追った「カマグロガ」、奥谷洋一郎がストリップダンサーの日常を切り取った「ヌード・アット・ハート」、アジアの若い作家たちを発掘・応援するアジア千波万波部門で小川紳介賞を受賞した「リトル・パレスティナ」がスクリーンにかけられる。またウクライナで映画制作を続け、2018年に死去したキラ・ムラートワの監督作「無気力症シンドローム」が約30年ぶりに日本で上映される。

なお特別招待作品は、2020年1月に劇映画撮影のために中国・武漢に入った監督とクルーが、新型コロナウイルス感染症による都市封鎖に遭遇したさまをカメラに収めた「武漢、わたしはここにいる」に決定している。プログラムの詳細は公式サイトにて確認を。

ドキュメンタリードリームショー 山形in東京2022

2022年11月5日（土）～11月18日（金）東京都 K's cinema
2022年11月19日（土）～11月26日（土）東京都 アテネ・フランセ文化センター