舞台やNHKオーディオドラマが製作された
織田は「小豆としてこの作品に携われたことに感謝しています。私の初めての映画、ぜひ劇場で沢山の方に観ていただけると嬉しいです」、西岡は「この映画は僕にとって奇跡だ。どうか劇場でご覧いただき、お気に入りの役に自己投影してみてください」とつづっている。オカモトのコメントは下記の通り。
織田ひまり コメント
私が演じる小豆は自分の住んでいる狭い家と家族に不満を持っている高校生です。しかし、ある日突然やってきた謎の女性によって崩壊していく家族を見て、様々な出来事にぶつかりながら成長していきます。私は反抗期もまだなく、家族も仲が良いので、家族に不満を持ち感情をあらわにする小豆の気持ちを理解する事が難しかったですが、試行錯誤しながら小豆の気持ちや価値観を自分なりに受け止めて演じました。
小豆としてこの作品に携われたことに感謝しています。私の初めての映画、ぜひ劇場で沢山の方に観ていただけると嬉しいです。
西岡眞博 コメント
オカモト國ヒコ氏の舞台「泥の子と狭い家の物語」を観た日のメモが残っている。“社会が抱える問題のオンパレード。狭い家の中だけで語られる話なのに、イメージは無限に広がっていく。映画にしてみたい”。
あれから数年。若干15歳(撮影当時)の新人織田ひまりという才能は、さまざまな困難を軽々と乗り越え、僕の初長編映画を痛快なエンターテインメントにしてくれた。彼女の潜在能力にはほんとうに驚かされる。そして周りでしっかりと支えてくれた田中美里さんはじめ全てのキャスト、スタッフに感謝したい。この映画は僕にとって奇跡だ。どうか劇場でご覧いただき、お気に入りの役に自己投影してみてください。
オカモト國ヒコ コメント
母と娘問題はずいぶん前から日本の重要なテーマです。呪いをかけあう女子問題、と言ってもいいです。姉妹のような母娘、あるいは、友達みたいなママというのがトレンドになった時期が過去にありました。一見健全そうに見えるあれですらママの強すぎる自意識に巻き込まれた娘さんが数年後にどんな地獄を経験するかと思うと恐ろしいです。そんな、どう立ち回ろうと初手から破滅しか待っていない母と娘という生き地獄の中で、それでも小豆ちゃんはママを魔女から取り戻す為に頑張って欲しい。魔女を家に引き入れたのがママだったとしても。ママの生きる地獄のことが永久に理解できなかったとしても。完成おめでとうございます。
ぷじお @pujionoff
普通に面白そうだよ https://t.co/M6xRIb4SYK