俳優のクルー・ギャラガーが死去、「バタリアン」「エルム街の悪夢2」など出演

アメリカの俳優クルー・ギャラガーが93歳で死去したことをIndieWireなどが報じた。

1928年、オクラホマ州ホールデンヴィルで生まれたギャラガーはまずテレビで名を知られるようになり、「トールマン」や「バージニアン」といったドラマに出演した。そして「殺人者たち」「ラスト・ショー」といった映画に参加。1980年代以降は「バタリアン」や「エルム街の悪夢2 フレディの復讐」などのホラー映画に多く出演するようになった。また、2000年代には息子のジョン・ギャラガーが監督した「フィースト」シリーズに出演。最後の劇映画出演作は2019年の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」となった。

2015年製作の「タンジェリン」でギャラガーを起用した映画監督のショーン・ベイカーは、Twitterで「才能豊かで、陽気な心優しい人でした。そして大の映画好きでもありました。寂しいよ、クルー」と哀悼の意を表している。