東京インディペンデント映画祭2022の作品募集が、本日8月3日よりスタート。
「次世代の映画監督を育成する」をモットーとする本映画祭。海外映画祭との推薦提携を結び、良質なインディペンデント映画作品を世界へ向けて発信する。
「新聞記者」「余命10年」などで知られる藤井が審査委員長を務め、奈緒や映画ライターのSYOが審査員として参加。また次世代監督の育成スカラシップとして、グランプリ、準グランプリを受賞した3作品の監督には、藤井が所属する制作会社BABEL LABELのサポートを受け、AbemaTVから300万円の製作費支援のもと、受賞した短編映画を映像化する機会が与えられる。この3作品は、スカラシップ後にABEMAで独占配信される予定だ。
作品募集期間は11月30日まで。結果発表は2023年2月、2023年3月には授賞式が予定されている。応募方法などは公式サイトで確認を。藤井、奈緒、SYOのコメントは以下に掲載した。
藤井道人 コメント
この度、TIMFの審査員長を畏多くも引き受けることにした大きな理由は才能ある若手映画作家と出会いたい。そして、微力であっても出会えた監督たちがより良い環境で映画制作を出来る様にサポートしていきたいという思いからです。映画業界の労働環境やシステムを改善する責務が我々にはあると思っています。映画を愛する、この業界に入りたいと感じている皆さんに夢のある業界だと思ってほしい。そのためにはまず出会いの場を作りたい。この度、ABEMAとのタッグでスカラシップをはじめ、東京オフラインセンターの協力など、様々なサポートが出来るようになったと感じています。出会い、育成し、羽ばたく。そのお力添えが出来る様に精一杯努力したいと思います。沢山の才能に出会えることを楽しみにしています。
奈緒 コメント
深く何かを勉強するということは今までの自分を破壊することです。また深く映画を知りたい、自分を破壊して新しく誕生させてくれる映画と出会いたいと強く思っていた時、TIMFの審査員という光栄なお話をいただき、謹んでお受けすることにいたしました。
まさに、求めていた出会いがここにあるという予感に胸が高鳴ります。これから共に歩んでゆく、映画を愛する未来の仲間とお会いできることを、心から楽しみにしています。
SYO(映画ライター)コメント
きっと、世の中を驚かす準備も、感性もとっくに仕上がっている若手映画作家の方はこの国にひしめいていると思います。そんな逸材たちが「機会がない」を理由に燻ってしまうのは日本映画界にとってマイナスでしかありません。才能は場を与えられることで研磨され、輝くもの。そして、新たな感性に刺激を受けて業界全体のものづくりが活性化し、文化が成熟していく。TIMFはそんな健全な未来への狼煙だと感じています。
僕自身、藤井道人監督をはじめとする先輩たちが手を差し伸べて下さったおかげで、今があります。そのバトンを次の世代の方に渡せるなら、こんなに嬉しいことはありません。審査員という大役に膝が震えますが、誠心誠意努めさせて頂きます。
奈緒 @naonotubu
皆さま、こんにちは。
この度「東京インディペンデント映画祭2022」に審査員として参加させていただきます。
審査員長の藤井道人監督はじめ、映画祭の皆さんと共に新しい仲間と出会える事を心から楽しみにしております。
https://t.co/Cq8xuz7s66 https://t.co/CjdTEVRBca