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荒川弘によるマンガを実写化した本作は、人体錬成により代償を背負った錬金術師のエルリック兄弟が、失った体を取り戻すために“賢者の石”を探す旅を描いたダークファンタジー。完結編の第2部となる「最後の錬成」では、原作の最終話までの物語が紡がれる。
山田はこの日、エドをイメージした真っ赤なロングコートを着て登壇。季節外れのコート姿に「今日は公開記念ということで衣装さんと話して決めたんですけど……ちょっと暑すぎますね。熱がこもっております」と触れて笑いを誘う。「『鋼の錬金術師』に対してすごく誠実だった」という観客の言葉が紹介されると、「何より監督が一番うれしい言葉だと思います。実写化は、いろんなリスクも伴うもの。僕もそれを背負って座長として立たせてもらってます。それぞれが各々の立場を背負ってる。『誠実に。忠実に』は現場でも監督と常に話していました。すごくありがたい言葉をいただきました」と喜んだ。
本田はエドが「最後の錬成」のあるシーンで見せるコートさばきに言及し「あそこ、すごくなかったですか? 原作と本当に同じで感動しました。あのヒラッ、と。リスペクトです」と称賛の言葉を贈る。焔の錬金術師ことロイ・マスタングを演じたディーンは、周囲の反響を「雑なフリが増えました。『ちょっと指パッチンで火を出してよ』『今日は雨だから無能か』とか(笑)。そういうネタにしていただける光栄なキャラ」と笑い混じりに明かした。
撮影現場によってはプライベートな会話がないことも多いという本郷は、本作の現場を「チーム全体の仲のよさがあってアットホーム。エドとウィンリィみたいに山田くんと本田さんがワチャワチャしてるところを、一歩引いて蓮佛さんがお姉さんのほほえみで見てたり(笑)。雰囲気がよくて、現場で皆さんと集まるのがすごく楽しみでした」と振り返る。内野は撮影時の印象的なエピソードを「空き時間に山田くんがCGの世界のことを熱く語ってくださって。この作品に懸ける思いや監督のビジョンへの信頼。そんな夢を持ってるのか、とすごく触発されました」と話した。
MCから「胸が熱くなったシーン」を聞かれた渡邊は「ずっと胸アツ。名シーンの連続」と答えつつ、「エドとアルがちゃんと服を着て、ウィンリィのところに行って抱擁する。あそこは最高でしたね」と吐露。同じ質問に栗山も前のめりに同意し「あそこは特によかったですよね」としみじみ話す。本作で人間の体を取り戻すアルを演じた水石は、とある重要なシーンに触れ「皆さんが大集合した、すごくぜいたくな光景。マンガから飛び出てきたようなビジュアルと皆さんの徹底した役作りに、現場ですごく感動しました」と振り返った。
イベントでは山田がMCとして舞台挨拶を進行するコーナーや、エドの母トリシャを演じた
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