インド映画「響け!情熱のムリダンガム」作品に惚れ込んだ荒川区のインド料理店が配給

12

121

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 48 68
  • 5 シェア

インド映画「響け!情熱のムリダンガム」が、10月1日から東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

「響け!情熱のムリダンガム」

「響け!情熱のムリダンガム」

大きなサイズで見る(全2件)

「響け!情熱のムリダンガム」

「響け!情熱のムリダンガム」[拡大]

本作はインド伝統音楽の打楽器・ムリダンガムの奏者を志す青年・ピーターを主人公とする青春音楽映画。ピーターは映画スターであるヴィジャイの“推し活”で勉強もおろそかになっていたが、ムリダンガム職人である父の作った楽器を巨匠が演奏するのを目にしたことから、自分もその奏者になりたいと願うようになる。彼はカーストによる差別、伝統音楽と映画・テレビ業界との軋轢などの困難を、“推し活”で培った粘り強さや情熱で乗り越えていく。音楽は「スラムドッグ$ミリオネア」「ムトゥ 踊るマハラジャ」のA・R・ラフマーンが担当した。

本作の配給を担うのは、東京の荒川区にあるインド料理店・なんどり。同店は南インド料理を提供する傍ら、日本で公開されるインド映画のフライヤー配布協力やイベント実施、輸入盤の映画DVDの販売も行っている。なんどりの稲垣紀子氏は、2018年の東京国際映画祭にて「世界はリズムで満ちている」のタイトルで上映された本作を鑑賞して以来この作品の“推し活”を続け、2020年に海外版DVDが発売された際には簡易日本語字幕で協力。さらに本作について語るオンライントークイベントを開催した際にインドから飛び入り参加した監督のラージーヴ・メーナンとやり取りを続け、日本配給権を取得したという。

クラウドファンディングサイト・MotionGalleryでは、「響け!情熱のムリダンガム」全国上映のための宣伝資金などを募るプロジェクトを実施中。3000円から10万円までのプランが用意されている。リターンなどの詳細はMotionGalleryで確認を。

この記事の画像(全2件)

(c) Mindscreen Cinemas

読者の反応

vertigo @vertigonote

インド映画「響け!情熱のムリダンガム」作品に惚れ込んだ荒川区のインド料理店が配給 https://t.co/zKhTHVwXQg そうなのかー!

コメントを読む(12件)

関連記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 響け!情熱のムリダンガム の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。