「わたしは最悪。」歳上彼氏役、俳優と医師の“二重生活”を送る多才な素顔とは

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ヨアキム・トリアー監督作「わたしは最悪。」より、アンデルシュ・ダニエルセン・リー演じるアクセルの場面写真が到着した。

「わたしは最悪。」新場面写真。アンデルシュ・ダニエルセン・リー演じるアクセル。

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「わたしは最悪。」新場面写真

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第94回アカデミー賞で国際長編映画賞と脚本賞にノミネートされた本作。人生の方向性が定まらない女性ユリヤが、歳上の恋人アクセルがいるにもかかわらず、若く魅力的な男性アイヴィンと出会い新たな恋に落ちるさまを描く。ユリヤ役のレナーテ・レインスヴェは第74回カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞した。

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グラフィックノベル作家のアクセルを演じたダニエルセン・リーは、ノルウェーが舞台の作品はもちろん、主に北欧作品で活躍。トリアーの過去作「リプライズ」「オスロ、8月31日」では主演を務めている。インタビューで「フランソワ・トリュフォーにとってのジャン=ピエール・レオ的な存在か?」と質問されたトリアーは「そうだね」「彼はスクリーンに自分自身を投影する存在だ」と答えた。

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またトリアーは「僕の作品を通して彼が年齢を重ねていく様子を見るのが好きなんだ。『リプライズ』では野心あふれる若者で、『オスロ、8月31日』では30代で道を見失う男。本作では40代になり、安定した人生と家族を歳下の女性(ユリヤ)と作ろうとしている。映画をたどっていくと、彼の顔に時間を見ることができるんだ。アンデルシュがセットに入ると、いつでもとてもうれしくなる」と続ける。医師としての顔も持つダニエルセン・リー。トリアーは「彼は今、オスロで人々にワクチンを接種させるプロジェクトを率いているんだ。興味深い二重生活を送っている」とその多才ぶりにも触れた。

「わたしは最悪。」は7月1日より東京のBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

※「わたしは最悪。」はR15+指定作品

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(c)2021 OSLO PICTURES - MK PRODUCTIONS - FILM I VÄST - SNOWGLOBE - B-Reel – ARTE FRANCE CINEMA

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. @jyd2j

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