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本作は、
“世界の終わり”を題材とした本作について、高石は「ほのぼのとした日常の中に、時折、今にも崩れていきそうなほど脆くて苦い空気感が、三姉妹が出逢う人や言葉、景色や背景から漂ってくる作品です。そんな今作のラストは、衝撃です。生きたい、と思わせてくれる、心からこの言葉が湧いてくるような、そんなシーンです」とアピール。吹越は「皆で食べるご飯はやっぱり美味しいし、喧嘩の声さえ愛おしい。これは、この作品から私が教わったことです」と振り返り、田中は「映像の美しさと、ゆったり流れる時間が心地よく、このまま終わってほしくないなと思いました」と感想を伝えた。特報はYouTubeで公開中だ。
「とおいらいめい」は、8月27日から9月23日まで東京の池袋シネマ・ロサにてレイトショー上映される。
※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記
高石あかり コメント
私の思う宮田音ちゃんは、物事に凄く敏感で、頭の中に自分の世界が広がってるような、掴めない、“波の音”のような女の子で、音ちゃんを演じるにあたって、観ている人が、無意識に少し違和感を覚えるような会話のテンポ、「間」を大事に演じました。
「とおいらいめい」は、ほのぼのとした日常の中に、時折、今にも崩れていきそうなほど脆くて苦い空気感が、三姉妹が出逢う人や言葉、景色や背景から漂ってくる作品です。
そんな今作のラストは、衝撃です。
生きたい、と思わせてくれる、心からこの言葉が湧いてくるような、そんなシーンです。
皆さんは、あのシーンをどのように感じるのでしょうか。
是非、劇場で体感してください。
吹越ともみ コメント
ノストラダムスの大予言の日が迫っていた頃、授業中しきりに窓の外を眺めていたことを思い出しました。子供ながらに「死」と向き合っていた時間だったのだと思います。
大人になり、彗星の衝突により人類が滅亡する、、と。次はどうやら本当かもしれません。
私はまたゆっくりと向かってくる「死」と向き合い、溢れる気持ちを、今後は絢音に託しました。
私も、絢音も、不器用です。
恥ずかしいくらい私の顔をしていると思います。
世界の終わりなんて想像もし難い壮大なテーマですが、終わりのときも側にあるのは日常であり、家族でした。
皆で食べるご飯はやっぱり美味しいし、喧嘩の声さえ愛おしい。
これは、この作品から私が教わったことです。
これからはじまる「とおいらいめい」の旅で、
ご覧いただいた皆さまとも、そんな愛おしい時間を過ごせますように。
田中美晴 コメント
花音は、一番適当で自由なように見えて、実は家族のことをとても大切に想っている人だと思います。家族、姉妹が好きで一緒にいたいという思いが強いけど、そこを表面上でみせるのは恥ずかしいし嫌なのでないかと感じたので、そこを演じる上で大切にしました。
実際に完成した作品をみて、映像の美しさと、ゆったり流れる時間が心地よく、このまま終わってほしくないなと思いました。コロナの影響で、1年がかりの撮影となりましたが、それ故に大橋組の絆がさらに深まり、よりよい作品になったのではないかと思います。関わってくださった皆様にはほんとうに感謝しかありません。
“世界の終わり”というワードを聞くと、危機迫った雰囲気だったり、絶望で自暴自棄になる人々だったりを私は想像したのですが、この作品はある意味終わりには似つかわしくないゆったりとした生活があります。世界の終わりに3姉妹が、どう過ごすのか、ぜひ注目していただければと思います。
そして最期の景色を、劇場の大きなスクリーンでご覧いただきたいです。
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