SXSW映画祭2019で観客賞と審査員特別賞を受賞した「
本作は、34歳のブリジットが体験するひと夏の奇跡を描く物語。うだつのあがらない日々を過ごすブリジットが、6歳の少女フランシスやその両親であるレズビアンカップルと出会い、少しずつ変化していく様子がつづられる。脚本を手がけた
予告編はブリジットが「質問 30代半ばで何をすべきか?」とパソコンに打ち込む様子からスタート。その後、一時的に親に代わって子供の育児をする“ナニー”の仕事に就いたブリジットが、フランシスと距離を縮めていくさまが収められた。また彼女の予期せぬ妊娠がわかる場面も。
オサリヴァンは「20代の頃にベビーシッターをしていて、いつかこれについて書きたいと思っていたの。だってこんなに奇妙でエモーショナルな仕事はないから」と語り、「お世話をする子供のことを本当に愛おしく思うようになるし、ある意味その家族の一員になるのだけど、一方で部外者のままでもある。家にいればときどき、その家族のとてももろい部分を目撃することもある。だけど仕事が終われば自分の家に帰るというね」「それでその後、30代のときに私は中絶をして、この2つの経験、つまり中絶とベビーシッターが重なったらどうなるのかなと考えたの。だから映画のほとんどはフィクションだけど、リアルな場所から始まっている」と伝えた。
マサ・ッそ凸 @masassoDECO
30代半ばで何をすべきか?6歳の少女とのひと夏描く「セイント・フランシス」予告(コメントあり) https://t.co/765dW5Lt0B