「パラレルワールド・シアター」の
2020年夏の東京を舞台とする本作は「ワンコイン英会話カフェ」に参加した男女が織りなすラブコメディ。仕事や経歴など嘘をついて会話に参加するミキと、アメリカでの活動を志すも渡航を制限されている俳優の健二が、“別人になりきって英会話カフェに参加するゲーム”に興じるさまが描かれる。「あの日々の話」の
場面写真はミキや健二らを映した13枚。コメントは俳優の
「もうひとつのことば」は7月22日に東京・池袋HUMAXシネマズで公開される。
根矢涼香(俳優)コメント
はにかみや視線、タテマエ、皮肉や虚栄、声の音。言葉のままのコトバって実は半分くらいしかないんじゃないかと思えてもくる。
上手に嘘を言うための、本当を上手に包むための「仮面」を使い分けて誰かの中での“真実”が育っていく。
やっぱり素顔で人と向き合える瞬間は尊いな。2度観て欲しい映画です。
大塚信一(映画監督)コメント
僕たちは言葉を信じることが出来ない。〈好き〉は〈好きじゃない〉とくっついているし、〈良いね〉は〈良くない〉とくっついている。僕たちは「本当?」と相手に聞く。相手は「うん。本当だよ」と答える。
もう何も信らじれない。
だから、この映画は「これから言うことは嘘だからね」と前置きをつける。実際、スクリーンに映るのは絵はがきのような「TOKYO」だ。ここには「TOKYO」のリアリティーなんか一つもない。しかし、これが「本当のこと」を伝える唯一の手段なのだ。
中村公彦(映画監督・脚本)コメント
ウィットに富んだ会話に身をゆだね、一緒に街を歩いているうちに
コロナ禍で疲れた心が少しづつほぐれていくのを感じました。
ステキな映画をありがとうございました。
長谷川朋史(映画監督)コメント
観たら優しい気持ちになれる映画。
大好物です!
ワンコイン英会話で出会った男女の嘘と秘密の共有。
脚本や構成に隙がなく、とてもよく出来ていて唸りました。
現代の恋愛ドラマなのに、なんだか「昭和」の匂いがするのは何故だろう?
主演の二人とツアーガイドのあの人、キャラクターが昭和っぽい??
野呂悠輔(映画監督)コメント
撮影、俳優の演出(ムードの作り方)も素晴らしいのだが、なにより脚本がもう完璧に近いんじゃないかっていう。
その緻密さ。え、40~50年代のハリウッドで活躍されてました?みたいな。
49分の映画に80分の映画の充実感がつめこまれている。恐るべし。
大島希巳江(社会言語学者)コメント
英語から日本語へ、嘘から真実へ、そしてまたその逆を、と華麗にコードスイッチングする主演二人の男女から目が離せない。
さらに英語が上手すぎる絶妙なキャラのツアーガイド、彼のしゃべりは間違いなく必見の価値あり。
「日本一ステキなカップル」が東京の魅力をたっぷりお届けする。
おおとも ひさし @tekuriha
堤真矢の監督作「もうひとつのことば」場面写真公開、根矢涼香らの応援コメントも -
"コメントは俳優の
根矢涼香、映画監督の大塚信一、中村公彦、長谷川朋史、野呂悠輔、社会言語学者の大島希巳江から到着している。 https://t.co/U6AYyIiSCx