レア・セドゥ主演、169分のロマンス「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」公開

レア・セドゥが主演を務めた「The Story of My Wife（英題）」が「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」の邦題で、8月12日に東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、ユーロスペースほか全国にて公開される。

本作は1920年代のマルタ共和国を舞台に、出会ったその日に結婚を決めた男女と1人の男を軸にしたロマンス。「カフェに最初に入ってきた女性と結婚する」という賭けをした船長のヤコブは、そこに現れたリジーと本当に結婚してしまう。幸せなひと時を過ごす2人だが、リジーの友人デダンの登場によってヤコブはやがて猜疑心に苛まれていく。

レア・セドゥがリジーを演じたほか、ヤコブに「マイ・フーリッシュ・ハート」のハイス・ナバー、デダンに「ジェラシー」のルイ・ガレルが扮した。監督を務めたのは、「私の20世紀」「心と体と」で知られるイルディコー・エニェディ。169分の長尺で、ハンガリー・ドイツ・フランス・イタリアの合作となる。2021年の第74回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門に出品された。