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凪良ゆうの同名小説をもとにした本作では、誘拐事件の被害者として名を知られるようになった女児と加害者とされた青年が15年後に再会するさまが描かれる。広瀬が子供の頃に公園で出会った大学生のもとで2カ月を過ごした家内更紗、松坂が更紗を部屋に招き入れた佐伯文を演じた。
フレッシャーズにちなみ、MCから「本作で初めて経験されたことは?」と質問を受けた広瀬と松坂。「がっつり血のりを付けられたのは初めて」と言う広瀬は「うれしかったです! 血のりを付けることに憧れがあったんです。ゾンビ映画とか大変なんだろうなと思いました」と述べる。本作を手がけた
また新しい出会いの場で心がけていることを聞かれた広瀬は「観察しています。見ることで人柄や特徴をなんとなく捉えて、お名前を覚えるようにしています。お名前を覚えることで、お互いに気を使わず、お芝居を気持ちよくすることができる。全員でいい環境にいられるように意識しています」と答える。松坂は「聞くことです。新しい現場に入ったとき、各部署の方々がどういうスタンスで作品に取り組んでいるのか、その人の考え方を聞くようにしています。そうすることで組織に一体感が生まれると思っています」と話した。
フレッシャーズから「越えられそうにない壁にどう向き合っていますか?」と質問があると、広瀬は「我慢せず、自分の好きなことに没頭できる時間を作るようにしています。あと、ありがたいことに周囲の人に恵まれているので、“えーい”っと遠慮なく全力で甘えます(笑)」と頬をゆるませる。
一方、まだ配属部署が決まっていないフレッシャーズからは「もし希望の部署に行けなかった場合、どうがんばればいいのか不安で……」と悩みが飛び出す。松坂は「僕も希望の作品に出演することができなかった経験があります。でも思い返すと、別の作品に出演できたことで今のつながりができたし、自分にとって最善のルートだったなと。もし希望の部署ではなかったとしても、これが最善のルートだと割り切ったマインドでお仕事をされたほうが気が楽だと思います」とアドバイス。そして「新しい環境でがんばれるように応援メッセージをお願いします!」との声に、広瀬は「自分を見失わないよう、ホッとできる時間を大切に。あまりがんばりすぎずに“行くぞ!”というときだけグッと力を入れたらいいんじゃないかなと思います」とエールを送った。
「流浪の月」は5月13日より全国ロードショー。
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