「桜のような僕の恋人」中島健人が世界にほほえみ届ける、松本穂香は「宝物みたい」

Netflix映画「桜のような僕の恋人」のプレミアイベントが本日3月23日に東京のザ・リッツ・カールトン東京 グランドボールルームで行われ、キャストの中島健人（Sexy Zone）、松本穂香、監督の深川栄洋が登壇した。

本作は、宇山佳佑の小説をもとにしたラブストーリー。カメラマン志望の青年・朝倉晴人と美容師・有明美咲のはかなくも美しい“忘れられない恋”が描かれる。

中島は、配信スタートを目前に控えた心境を「感慨深い」と表現し、「撮影から今日まで、僕を強く支えてくれた作品」と思い入れたっぷりに話す。松本は「温かい気持ちになる素敵な映画なので、その空気や温度がたくさんの人に届けばいいな」と願い、深川は「日本らしい恋愛映画になっていると思う。その“らしさ”を全世界に共有できたら」と期待した。

中島は、完成した作品を観た際に涙が止まらなかったそうで「人への思いやりが込められているし、1つひとつのシーンが本当に美しくて人を魅了する作品になった」と作品のよさを丁寧に言葉にしていく。そんな彼を、松本は「ご本人の素敵なところが、晴人くんという役に全力で注がれている」とたたえた。以前、中島が本作を「人生の最高傑作にしたい」と語っていたことに話題が及ぶと、彼は「最高傑作になりました！」と声を張ったあと照れ笑いを浮かべながら「これは僕自身の見解なので。作品を観てくださる世界中の皆さんに最高傑作にしていただきたい」と呼びかけた。

なお中島は、晴人を演じるにあたって香水を付けるのをやめたと明かす。彼は「自分にとって絶対に必要なアイテムだったけれど、撮影期間中はまったく付けませんでした」と振り返り、現在はどうかと尋ねられると「everyday」と答える。英語での回答となった理由は「Netflixなので」だそうで、中島は斜め上方向を見つつ“全世界”に向けて手を振った。

最後に深川は「できたらヘッドフォンをして、没入感を味わいながら観ていただけると、この映画のよさが胸に刻まれるんじゃないかなと思います」と、松本は「私の中で宝物みたいな作品になりました。映っていないスタッフ1人ひとりの温かい思いもたくさん詰まった映画です」と挨拶する。中島は「シンプルに、恋愛って本当にいいなと思います。世界の皆さんにほほえみと思いやりを伝えたい。桜のほほえみが世界中に届くように願っています」と祈りを込めてメッセージを送った。

「桜のような僕の恋人」は、明日3月24日よりNetflixで全世界独占配信。