デヴィッド・クローネンバーグ監督作「ファイヤーボール」国内初ディスク化、上映も決定

1979年にカナダやアメリカで公開されたデヴィッド・クローネンバーグ監督作「ファイヤーボール」が国内初ディスク化。これを記念して、本作と短編2作品の同時限定上映が決定した。

「ファイヤーボール」は米ドラッグレース界の人気レーサー、ロニー・“ラッキーマン”・ジョンソンと彼が率いるチーム“ファスト・カンパニー”の活躍を描いた作品。各地のサーキットを巡回する生活を送っていたロニーたちだが、ニューマシンの事故をきっかけに悪徳スポンサーのフィル・アダムソンと対立し、レース界から永久追放されてしまう。絶体絶命のロニーとチームは奪われた愛車を取り戻し、再びレースに出場するがそこには恐るべき罠が仕掛けられていた。ウィリアム・スミスがロニー役、ジョン・サクソンがフィル役で出演。過去に「クローネンバーグのファイヤーボール」のタイトルでビデオ化された。

上映は3月18日より1週間限定で東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋にて行われる。京都・出町座、愛知・大須シネマでも上映。短編2本は1969年製作のモノクロ作品「ステレオ 均衡の遺失」と1970年製作の「クライム・オブ・ザ・フューチャー／未来犯罪の確立」だ。シネマート新宿で3月19日と20日に、シネマート心斎橋で3月25日から1週間限定で同時上映される。

「ファイヤーボール」のBlu-rayは3月23日に発売。