ベルイマンの愛した島で監督カップルが過ごすひと夏、ミア・ハンセン＝ラヴの新作公開

「未来よ こんにちは」のミア・ハンセン＝ラヴが監督を務めた「Bergman Island」が「ベルイマン島にて」の邦題で4月に公開。ポスタービジュアルと場面写真が到着した。

本作の舞台は、「第七の封印」「野いちご」などで知られる映画監督イングマール・ベルイマンが数々の作品を撮ったスウェーデンのフォーレ島。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱く映画監督カップルのクリスとトニーは、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮った島からインスピレーションを得ようと、ひと夏を過ごすためアメリカからやって来た。やがて島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の初恋を投影した脚本を書き始める。

クリスを「ファントム・スレッド」のヴィッキー・クリープスが演じ、トニー役で「海の上のピアニスト」のティム・ロスが出演。劇中劇として登場するクリスの次回作には「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカと「パーソナル・ショッパー」のアンデルシュ・ダニエルセン・リーが参加している。創作ノートをモチーフにしたポスタービジュアルの下段には、ワシコウスカ演じる劇中劇の主人公エイミーが配されている。

フランス、ベルギー、ドイツ、スウェーデンの合作映画「ベルイマン島にて」は東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次ロードショー。