“映画狂老人”イーストウッドが浮世絵に、「クライ・マッチョ」新映像も到着

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クリント・イーストウッドが監督・主演・製作を兼任した「クライ・マッチョ」の特別映像がYouTubeで公開。また画家・絵師の石川真澄によるコラボ浮世絵「欧米銀幕偉人傳(おうべいぎんまくいじんでん)」が到着した。

「欧米銀幕偉人傳」

「欧米銀幕偉人傳」

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「クライ・マッチョ」ポスタービジュアル

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イーストウッドが落ちぶれた元ロデオスターのマイクを演じた本作。かつての雇い主から「別れた妻に引き取られた息子をメキシコから連れ戻してほしい」と依頼されたマイクは、“マッチョ”と名付けた闘鶏用のニワトリとストリートで生きるラフォを見つけ出し米国境への旅を始める。

映像には、ラフォ役に抜擢されたエドゥアルド・ミネットが「クリントが演じることで経験がにじみ出し、リアルな人間らしさが出る。だからクリント・イーストウッドはマイクなんだ」と話す様子が。そのほか、イーストウッドが物語に惹かれた理由や映画作りの秘訣を語る姿が収録された。現在91歳のイーストウッドは「十分な数のいい作品を作るという運に恵まれれば、70歳になったときでも映画を作り続けられるだろう」とアドバイスを送る。

「欧米銀幕偉人傳」ではメキシコの荒野を背に、マッチョを抱えるマイクの姿が描かれた。背景には英字で物語がつづられている。石川は「イーストウッドは、絵師で言うとまるで北斎だなと思います。歳を重ねるごとに円熟味が増して、決してものづくりの情熱は衰えない。北斎が画狂老人ならイーストウッドはまさに映画狂老人。こんな歳のとり方は僕の憧れです」と語っている。

「クライ・マッチョ」は本日1月14日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

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