BS笑点ドラマシリーズ第4弾「笑点をつくった男 立川談志」のメインキャスト、
人気番組「笑点」の知られざる創成期と落語家・
駿河は「第1弾のときから談志さんがメインのドラマが制作される可能性があるぞ、と薄々は感じていて、プロデューサーには、熱心なファンが多い方なので『絶対、談志さんメインのドラマはしないほうがいいと思いますよ』と話してました(笑)」と回想。「ただ、上がった台本がすごくよかったんですよ。小さん師匠との師弟愛、周りの人たちや奥さんとの絡み、すべてがいい具合に収まっていて、『やらなきゃいけないな』と決心しました(笑)」と続ける。
見どころのシーンを尋ねられると、篠田は「『死んだらどうする?』って談志さんが聞いてくるシーンがあるんですけど、そのときのノン君の回答がとっても素敵で……そういう考え方があるんだ!と。こういうことが言える人だからこそ、談志さんは奥さんのことをすごく好きなんだな、と思いました」と答える。駿河は「僕が見どころだと思うシーンは、やっぱり師弟愛かな。談志さんと小さん師匠って、周りには知られていない師弟愛があった。それが今回の台本ではちゃんと描かれていて、なぜ談志さんが落語協会を出たのか……というところもとても腑に落ちると思うので、楽しみにしといてほしいなと思います」と話した。
夫妻の関係性について、駿河は「談志さんってたぶんすごくシャイな方で。外では気を張っているんだと思うんですけど、ノン君が自分には考えつかない行動やリアクションをしてくれるのが面白くて、家では聞き役で静かだったんじゃないかな」と述懐。篠田は「さっき太郎ちゃんとも話してたんですけど、『同業って大変だよね、逆に知らないぐらいのほうがいい関係性が保てるんじゃないかな』と。この2人がそういう感じだったからこそ、楽しい関係でいられたのかな?と思いました」と振り返る。
最後に視聴者へのメッセージを求められた2人。篠田は「笑点のファンの方も、若い方々にもぜひ観ていただきたいです。イメージとは真逆な談志さんのエピソードなど知らないことがたくさん詰まっているドラマだと思います」、駿河は「台本がとにかく秀逸です! 演じているのが関西出身の僕なので、いろいろなご意見が出てくることは覚悟しています。ですが今回、べらんめえ口調で、落語も高座で5席ほど挑戦しました。このドラマは立川談志という、大好きな落語をどうにか多くの人に見てほしいと苦悩していた男の物語です。ぜひ楽しんでください」と呼びかけた。
「笑点をつくった男 立川談志」はBS日テレで1月2日に放送される。
BS笑点ドラマスペシャル 笑点をつくった男 立川談志
BS日テレ、BS日テレ4K 2022年1月2日(日)19:00~20:54
みやしたゆきこ @fukubukuro
駿河太郎と篠田麻里子、「笑点をつくった男 立川談志」で演じた談志夫妻を語る https://t.co/KBE6pINGt2