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本作はフランク・ハーバートによる小説を実写化したSF。砂に覆われた惑星デューンを舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポールの運命と宇宙の混迷が描かれる。
公開されたイラストは、ポールをはじめとするアトレイデス家のキャラクターだけでなく、宿敵ハルコンネン家、襲い来るサンドワームなどを出水が描いたもの。出水は「緊迫感あるシーンの連続で息つく暇がありませんでした。異星での文化の違いが生活の端々で不気味に映り、壮大な砂漠の中にも小さな家族の息づかいを感じる物語です」と映画の感想を伝えた。
本作の監督を務めた
またこのたび本作を鑑賞した著名人のコメントも到着。
「DUNE/デューン 砂の惑星」は10月15日より全国ロードショー。
樋口真嗣(映画監督)コメント
やっと時代が、表現が追いつき、そして更なる高みへ飛びたつ。
削ぎ落とされ、鋭利な刃物のように聳え立つ美学。
そこで翻弄される高潔な意思と尽きない欲望。
まさかSFでここまで美しく脆く悲しく、そして抗えない運命を謳いあげる時が来ようとは。
2020年代を背負うであろうこの映画を大画面で観ない理由は、もはや何もないのだ。
山崎貴(映画監督)コメント
本物のDUNEがそこにはあった。僕は2時間半、確かにアラキスに立っていた。そして、その歴史的な瞬間を目撃した。
神山健治(アニメ監督 / 脚本家 / 演出家)コメント
映像が持つ“説得力”が、SF映画ということを忘れさせる。我々は間違いなくデューンに連れて行かれる。
荒牧伸志(アニメ監督 / メカニックデザイナー)コメント
期待通りな骨太さ、いや、それ以上の語り口でドゥニ監督はこの壮大な物語に対して、真正面から取り組み、DUNEの世界の魅力を全て描き出そうとしている。
映画の冒頭からその監督の意気込みが感じられて、見ている間も終わった後も、幸せな時間は続いていく。必見。オーニソプターに乗りたい。
石川慶(映画監督)コメント
映画館でこんなに原始的な興奮を覚えたのはいつ以来だろう。
SF映画史を、以前・以後に切り裂いてしまうくらい鮮烈なインパクトを持つ作品だ。
まさに、新しい神話の誕生に立ち会っている、そんな映画体験。
ヒグチユウコ(画家)コメント
豪華なキャストと素晴らしい衣装。砂の惑星の厳しさと相反するなんとも言えない美しさ。
そして私の大好きな巨大な砂虫! あの背中に乗って砂漠を走り回りたいです。
佐藤大(脚本家) コメント
様々な作品に影響を与えてきた伝説的SFファンタジーが画も物語も最高解像度で再構築された得難い体験。
原作との答え合わせやリンチ版との比較、ホドロフスキー企画への目配せ等を超えた新たな叙事詩の開幕を心から賞賛。
知らない人こそ繊細に描かれるポールの冒険のはじまりが楽しめるかも。先入観なくしてもう一度観ます。
牧眞司(SF研究家 / 文芸評論家)コメント
畏怖のかたまりのような宇宙船、異様意匠の建造物、そして圧倒的量感のサンドワーム。息を呑むばかりのイメージは、たんなる映像的外連ではなく、主人公ポール・アトレイデスを、そしてすべての存在を巻きこんでいく、壮絶な運命論を象徴している。震撼すべきSF映画。
前田真宏(アニメーション監督) コメント
その人を待っていた。
美しき古典が 鮮やかに
美しいイメージとして焼き付けられた。
古い、新しいではない。
技術の優劣でもない。
新しい古典の誕生に立ち会って欲しい。
目覚めの時を待ちながら
その世界に出逢って欲しい。
ヴィルヌーヴさん、ありがとう。あなたで本当に良かった。
柴山智隆(アニメーション監督)コメント
圧倒的な没入感。
全方位を砂に覆われ、一瞬足元まで砂に埋まったような感覚に襲われて座席の下を覗いてしまった。
香料メランジを含む砂は美しくも死を予感させ、死の中で輝きを増していくティモシー・シャラメ演じるポールに導かれるような映像体験。
劇場でこそ観ていただきたい作品です。
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「約ネバ」出水ぽすかの「DUNE」描き下ろしイラスト解禁、樋口真嗣らのコメントも(コメントあり)
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