ドキュメンタリー「
本作は、1997年に製作されたフランスのテレビシリーズ「われらの時代の映画」の1編をもとにしたもの。台湾ニューシネマをフランスに紹介してきた
イベントの冒頭ではアサイヤスの動画メッセージが上映された。アサイヤスは「1人のアーティスト、作品全体を捉えるポートレートを目指した。当時、このアプローチでホウ・シャオシェンを撮れるのは台湾にも、世界中どこにも私以外いない」と本作への思いを説明し、「本作にもあるようにともにカラオケを歌ったり、友人として楽しい時間を過ごした」とホウ・シャオシェンと過ごした時間を振り返る。そして「一新した自作の発見に心がときめき、修復は非常に有意義だった」とデジタルリマスター版の出来に言及した。
そして舞台挨拶に登壇した映画評論家の宇田川幸洋は「今観ても色あせない作品で、何よりもホウ・シャオシェン監督のお茶目な人柄がよく伝わってきた」とコメントする。さらに宇田川は、ホウ・シャオシェンの魅力を“小動物のようなかわいらしさ”と表現し、「一緒に食事に行ったら枝豆の食べ方がわからず、キョトンとして固まっていた」と懐かしんだ。
「HHH:侯孝賢 デジタルリマスター版」は全国順次公開。
映画ナタリー @eiga_natalie
オリヴィエ・アサイヤス、「HHH:侯孝賢」デジタルリマスター版に心ときめく(動画あり)
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