RADWIMPSが藤井道人監督「余命10年」の劇伴担当、超特報も公開

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余命10年」の劇伴音楽をRADWIMPSが担当することが明らかに。YouTubeでは劇伴が流れる超特報が公開された。

野田洋次郎

野田洋次郎

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小坂流加の恋愛小説を、「新聞記者」「ヤクザと家族 The Family」の藤井道人が映画化した本作。主人公は数万人に1人という不治の病により、余命が10年であることを知った20歳の茉莉(まつり)だ。劇中では、生きることに執着しないよう恋だけはしないと決めていた彼女の人生が、和人(かずと)と同窓会で再会したことで大きく動き出すさまが描かれる。

超特報は「あと10年しか生きられないとしたら」という文字がタイピングされていく場面からスタート。茉莉が浜辺に佇む様子なども収録されている。

RADWIMPSが実写映画の劇伴を手がけるのは今作が初。メンバーの野田洋次郎は「総合計時間にするとおそらくすでにこの映画を100回近く観ていることになります。ですが、編曲もすべて終わり最終のオーケストラの本番レコーディングでやはり、画面を観ながら涙がポロポロと出てきました」と述べる。また藤井は「野田さんは、脚本を読んだインスピレーションでクランクイン前に音楽を作ってくれて、その音楽を聴きながら撮影は進んでいきました。まさに、野田さんに導いてもらいながらこの作品は完成しました。至福の時間でした」とコメントした。

「ひよっこ」「にじいろカルテ」の岡田惠和と、「恋はつづくよどこまでも」の渡邉真子が脚本を執筆した「余命10年」は2022年春に公開。

野田洋次郎 コメント

この度、映画「余命10年」の劇伴音楽をつとめさせて頂きました。
はじめて実写映画での劇伴作業は新鮮で挑戦に満ちたものでした。シーンを観ながら、茉莉や和人やその周りでたしかに生きる登場人物たちにどんな音で寄り添うべきなのか、背中を押すべきなのか、幾度もの苦悩もありました。
総合計時間にするとおそらくすでにこの映画を100回近く観ていることになります。ですが、編曲もすべて終わり最終のオーケストラの本番レコーディングでやはり、画面を観ながら涙がポロポロと出てきました。
この映画には、茉莉の人生には、きっとご覧になるあなたが明日からも生きていく意味が詰まっていると思います。
ぜひ、公開を楽しみに待っていてください。

藤井道人 コメント

「余命10年」の脚本を読んだとき、茉莉と和人のイメージと、そこに寄り添う野田さんの音楽が自然と流れて来ました。
野田さんは、脚本を読んだインスピレーションでクランクイン前に音楽を作ってくれて、その音楽を聴きながら撮影は進んでいきました。まさに、野田さんに導いてもらいながらこの作品は完成しました。至福の時間でした。是非劇場で体感して欲しいです。

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(c)2022映画「余命10年」製作委員会

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