山形国際ドキュメンタリー映画祭2019のインターナショナル・コンペティションで優秀賞を受賞した「
2015年10月、公立学校の予算削減案に抗議するため、自らの学校を占拠したブラジル・サンパウロの高校生たち。翌月にはブラジル全土で200以上の学校が占拠される学生運動に発展していった。本作はこの運動に当事者として参加した3人の高校生の視点から、2010年代のブラジルで起きた社会運動を見つめたドキュメンタリーだ。ブラジルのドキュメンタリー作家
3人は当時の運動を振り返りながら、それぞれの意見をヒップホップの音楽に乗せラップバトルのようにぶつけ合う。2019年には「ブラジルのトランプ」と称されたジャイル・ボルソナロが大統領に選ばれ、初の極右政権が樹立したブラジル。進歩的な公共政策のもとで育った高校生たちが、急速に右傾化していくブラジル社会を糾弾する過程で、学生たちの社会に対する希望と不安が浮き彫りになっていく。
エリザ・カパイの映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
3人の高校生がラップで社会を斬る「これは君の闘争だ」11月に公開決定
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