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「仮面ライダーゼロワン」スピンオフシリーズの完結編にあたる本作では、不破諫 / 仮面ライダーバルカンと刃唯阿 / 仮面ライダーバルキリーを主人公とした物語が描かれる。この日キャストたちが役衣装で登壇したのは、井桁の提案がきっかけ。刃役の井桁は「やっぱりこの衣装がしっくるくるし、観に来てくださる方も喜んでくれるかなと思って」とその理由を述べた。
劇中にある不破のバイクシーンを自ら提案したという岡田は「これまで不破諫は、なぜか車よりも先に走って来たり、森から走って来たりとかしていたので(笑)。今回は王道な作品ということもあって『仮面ライダーですから、ライドさせてください』とお願いしました」と明かす。イズ役の鶴嶋は「イズちゃんが新しくなってから1年後。諫との関わり方とかも、(飛電)或人に教わっていたんだろうなと思いながら演じました」と役作りを語った。
天津垓役の桜木は「天津垓として印象に残したいと思った」と撮影を振り返る。スピンオフドラマ「プロジェクト・サウザー」も監督していた筧は「悪役って演出するのが楽しいんですよ。もし『ゼロワン Others』の第3弾もあればやりたい」と希望したほか、変身後の仮面ライダーゼロワンと仮面ライダーサウザーに関して「いつか演出したいですね」と話した。
迅役の中川は「前回の『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』の終わり方が衝撃的で絶望的だったので、その気持ちを皆さんに数カ月引っ張ってもらったのが申し訳ないというか(笑)。早くこの作品を観て僕たちなりの答えを見つけてほしいと思っていた」と率直に述べる。滅役の砂川は「この作品で最後の結末を迎えることになって、役者としてうれしい気持ちもありますし、滅としては寂しい気持ちもあります」と心境を吐露。雷役の山口と亡役の中山は、本作を客観的に鑑賞したそうで「これで物語が1つ終わるなと感じた」「唯阿と諫がちゃんとバトンを受け継いでくれたと感じた」と語った。
最後の挨拶では岡田が「カオスな時代ですが、こういうときに励ましてくれる存在がヒーロー像なのかなと。そういう状況に少しでも力添えできる作品になっていたらと思います」とコメントした。
「ゼロワン Others 仮面ライダーバルカン&バルキリー」は8月27日から東京・新宿バルト9ほかで期間限定上映されたのち、11月10日にBlu-ray / DVDがリリースされる。
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「バルカン&バルキリー」岡田龍太郎、バイク演出は自ら提案「仮面ライダーですから」
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