「
「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018」で準グランプリに輝いた企画を堀江が自ら映像化した本作。現実そっくりの不倫マンガを描き始めた妻・佐和子に黒木、不倫がバレたのかと精神的に追い詰められていく夫・俊夫に柄本が扮した。
堀江は「寝ても覚めても」や「ドライブ・マイ・カー」の監督・濱口竜介らを輩出した東京藝術大学大学院の映像研究科・映画専攻監督領域で映画制作を学び、黒沢清に師事。2015年に手がけた初の長編映画「いたくても いたくても」は第16回TAMA NEW WAVEコンペティションでグランプリなどを受賞し、全国公開へ。2017年には「ANIMAを撃て!」で商業長編デビューを飾る。続く「先生、私の隣に座っていただけませんか?」は第20回ニューヨーク・アジアン映画祭でワールドプレミア上映され、海外進出への一歩を踏み出した。
脚本の面白さに惚れ込んだという主演の2人は、堀江の印象について「カメラマンのそばにいることが多く、あまり監督然とはしていなかった」と口をそろえて振り返る。また黒木は「マンガ(として描かれる)パートと現実パートの佐和子にどれぐらい差をつけたら面白いのかという話をしました。シーンによって声のトーンを変えたりしていたので、ここはどうしますか?と相談することも多かったです」と述懐。柄本は「結婚したタイミングで『不倫』をテーマにした映画を撮ろうと思うチャーミングでユニークな方」と歳の近い堀江について語った。
「先生、私の隣に座っていただけませんか?」は9月10日に東京・新宿ピカデリーほかで全国ロードショー。なお堀江の最新作「ドライフラワー -七月の部屋-」は8月13日からHuluで独占配信される。
映画ナタリー @eiga_natalie
黒沢清に師事、監督・堀江貴大の印象は?「わたとな」主演・黒木華と柄本佑が語る
https://t.co/Uty9PFr8Ji
#黒木華 #柄本佑 #堀江貴大 #わたとな #先生私の隣に座っていただけませんか https://t.co/oAh6G4a8Vb