「CALAMITY」吹替予告解禁！藤井フミヤ、鳥居みゆき、見里朝希らも推薦

「CALAMITY カラミティ」の日本語吹替版予告がYouTubeで解禁。歌手の藤井フミヤをはじめとした著名人の鑑賞コメントが公開された。

本作は「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」で知られるレミ・シャイエの新作。アメリカの西部開拓時代を舞台に、“平原の女王”と呼ばれた女性ガンマン、カラミティ・ジェーン / マーサ・ジェーン・キャナリーの少女時代を描く。アヌシー国際アニメーション映画祭2020では最高賞に当たるクリスタル賞に輝いた。

アニメ「女神寮の寮母くん。」の福山あさきが主人公マーサの声を担当。そのほかマーサの妹レナに松永あかね、弟エリージャに木野日菜、親友イヴに木戸衣吹、マーサに恋心を抱く幼なじみのイーサンに畠山航輔、イーサンの父でマーサを追い詰める旅団長アブラハムに杉田智和、イヴの父親に上田燿司が声を当てている。浅水健太朗、成澤卓、前内孝文、林瑞貴もキャストに名を連ねた。

藤井は「なんて美しいアニメーション！ カラフルな風景は現代アートのようだ。男勝りのマーサは今の時代にリンクするキャラクター。気の強い少女って厄介、でもカッコいい！」と推薦。そのほか「HELLO WORLD」の監督・伊藤智彦、タレントの井上咲楽、芸人で絵本作家の鳥居みゆき、「PUI PUI モルカー」の監督・見里朝希らによるコメントも下記に掲載した。

「CALAMITY カラミティ」は9月23日より東京・新宿バルト9ほか全国で順次ロードショー。

伊藤智彦（アニメーション監督・演出家）コメント

このアートな画面に騙されてはいけない。エンタメとしてはむしろかつてのスタジオジブリのマインドに近い映画なのです。新たなヒロイン、いやヒーローの誕生を見届けよ！

井上咲楽（タレント）コメント

女性＝◯◯、男性＝◯◯という概念が世の中には多すぎる。きっとマーサのように「女性だから」という概念をふっとばし勇気を持って開拓していった女性がどの世界にも沢山いるのだと思います。当たり前すぎて気づかないほどの固定概念に囚われることのないように生きていきたいです。

井上俊之（アニメーター）コメント

敬愛するレミ・シャイエ監督の新作。少女ジェーンの冒険が雄大なアメリカの自然をバックに前作「ロングウェイノース」同様の手法ながら全く違った色合いで描かれます。必見です！

芋洗坂係長（俳優・コメディアン・絵本作家）コメント

まるで美術館で絵画を観ている様な感覚で楽しめる作品。主人公のマーサが冒険を経て、疫病神から救世主へと変貌して戻った時の表情はとても素敵でした。

川村エミコ（芸人）コメント

淡く綺麗な色彩の中で世界は続き、大事なのは「女らしさ」や「男らしさ」ではなく「自分らしさ」。
それを貫く強さをカラミティに教えてもらいました。

鳥居みゆき（芸人・絵本作家）コメント

信念を曲げずに生きる主人公。旅をする事で「カラミティ」を受け入れるまでに成長する。私も胸を張って「カラミティみゆきよ」と言える人生の旅を続けていきたい。

藤井フミヤ（歌手）コメント

なんて美しいアニメーション！ カラフルな風景は現代アートのようだ。男勝りのマーサは今の時代にリンクするキャラクター。気の強い少女って厄介、でもカッコいい！

見里朝希（監督・ストップモーションアニメーター）コメント

色彩がとにかく美しい！ 理不尽に立ち向かい、信念を曲げずに生きていくことの大切さを思い出させてくれます。清々しい気持ちになる成長物語です。

吉田尚記（ニッポン放送アナウンサー）コメント

地上でいかにつらいことが起きようとも、この美しい天と地の間にあれば、すべては些事である。この風景は、アニメでなければ描けない。