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巨大怪獣たちの戦いによって壊滅的な被害を受けた地球を舞台に、ゴジラとコングの激闘が描かれる本作。小栗はオファーが来たときの心境を「いやー……なんか現実の話なのかなと思いました」と表現し、「いざ現場に行ったらすごいスケールで、ひたすらワクワクしながら、圧倒されながら過ごしました」と振り返る。また「GODZILLA ゴジラ」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」に出演した渡辺謙とは撮影前に食事をしたと言い、「気負わず、自分の思う表現を胸張ってやってらっしゃい」とアドバイスを受けたことを明かした。
オリジナルキャストのミリー・ボビー・ブラウン、アレクサンダー・スカルスガルド、監督のアダム・ウィンガードからのメッセージ映像が会場で流されると、笠井は「ゴジラ」というセリフの発音に言及。以前渡辺が「『GODZILLA』ではなく『GOJIRA』という発音で言いたい」とスタッフに伝えたというエピソードを紹介すると、小栗は「それを受けてなのか、僕のセリフ部分は『GOJIRA』というスペルになっていました」と語った。
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」から続投した芦田は「祖父には、ずっと好きだったゴジラ作品に私が参加しているのがうれしいと言われました。改めてゴジラの人気を感じますし、そんなふうに長い間愛されている作品に参加させていただいて光栄です」とコメント。小栗ともともと親交のある松也は「旬くんから参加するというお話を聞いて、めちゃくちゃ興奮しました。公開するのが楽しみだなと思っていたら、まさかこんな形で一緒になるとは」と同じ作品に関われた喜びを語る。
田中は、芦田が声を当てた高校生マディソン・ラッセルの同級生を演じた。笠井に「よく引き受けましたね」とツッコまれると「そういう設定だとあとで気付いたんですよ」と苦笑いしつつ、「子供の頃は毎年新作を観に行きました」「ハリウッド版が作られるなんて想像もしない時代から観ています」とゴジラ愛を爆発させる。さらにコンビの相方・太田光から何か言われたかと尋ねられると、「ものすごいいっぱい言ってました」「『俺のほうがうまいのに、なぜ俺ではなくお前にオファーなのか』と(笑)」と困り顔で話した。
今回小栗は自分自身で日本語吹替を担当。自分が英語でしゃべっているシーンに日本語を当てる作業について「自分に自分の声を当てるとなるとどういうふうにやればいいのかわからなくなってしまって」「そのまんまで大丈夫ですと言われましたが、今回ほど不安な吹替はないです」と笑う。
締めの挨拶では松也が「これだけ迫力がある超大作を久しぶりに観たので度肝を抜かれました。ゴジラとコングの対決シーンは、映画史の中でも指折りになるのではないかというくらいの名バトル。そのシーンだけを1時間観ていられるくらいクオリティが高かった」と大絶賛。田中は「パーン!とエンタテイメントに徹した映画」、小栗も「痛快でした」と作品をアピールしてイベントの幕を閉じた。
「ゴジラvsコング」は7月2日より全国ロードショー。
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