6月12日に封切られるドキュメンタリー「
オーストリア・ドイツ合作の本作は、1957年に世界初の“宇宙飛行犬”として人工衛星・スプートニク2号に乗り込んだライカを軸にした作品。現在のロシア・モスクワを舞台に、ソ連の宇宙開発計画のアーカイブと犬目線で撮影された映像から、宇宙開発や理不尽な暴力、犬を取り巻く社会を映し出す。
小説家の
さらに明日6月10日21時より、監督の
「犬は歌わない」は東京のシアター・イメージフォーラム、神奈川・あつぎのえいがかんkikiほか全国で順次公開。
古川日出男(小説家)コメント
野良犬が大気圏外に出る。宇宙犬がストリートに生きる。
そして交錯する60年以上前のモスクワと現代のあなた。
あなたは犬か? あなたは野生か?
中沢新一(人類学者)コメント
野良犬にとって地上の生は過酷だが、宇宙犬たちにとっても宇宙空間に出ていくのはさらに過酷だった。ロシアでは過酷さの中から信じられないほどに美しいポエジーが生まれてきた。
Space Dogsは神話の美しさを湛えている。
沖メイ(ミュージシャン)コメント
地球があるということ。
そこに生命があるということ。
そのなかに、私たち人間がいるということ。
物事の多様性、そして生き方の多様性をフィルターとし、事実から目を背けないこと。
それは善悪をジャッジすることではなく、ただ真摯に実直に命を生きたいと願う本能なのだと、この映画を見て感じました。
エルザ・クレムザーの映画作品
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