エイダン・チェンバーズの小説「おれの墓で踊れ」をもとにした本作は、1985年のフランスを舞台に、運命的に出会った16歳の少年アレックスと18歳のダヴィドの恋と別れを描く物語。
場面写真には、急速に惹かれ合いやがて恋愛感情で結ばれる2人のひと夏が切り取られた。彼らがクラブでほほえみ合うシーンをはじめとして、セーリング、ジェットコースターを楽しむ様子など、ときめきに満ちた瞬間の数々が捉えられている。
オゾンは映画化にあたり「青春映画の約束事に沿って撮影することが、私にとって重要だった。少年2人の恋愛に皮肉なんか一切加えず、古典的な手法で撮って、世界共通のラブストーリーにした」とコメント。そして「大事なのは2人の信頼関係を見せること、僕が10代の頃に感じたことを表現することだからね」と続けた。
「Summer of 85」は8月20日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、グランドシネマサンシャインほか全国で順次ロードショー。
ゆうた @yuta1009
ひと夏だけのときめきに満ちた恋、オゾン監督作「Summer of 85」新カット https://t.co/YmWAQSJESh