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「騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ」は、テレビシリーズの第32話と第33話をつなぐ物語。一ノ瀬は「33話を迎える前日に、成哉さんにたくさん相談させてもらったんです。すごく不安でしたが、『2人で一緒にいいものを作ろう』と話し合って臨みました」とテレビシリーズの撮影時を振り返り、「役者人生の中で、一番お芝居をしたな!と印象に残っているエピソードでした。今回はその感覚を思い出しつつ、懐かしい思いを持って演じさせていただこうとソウルを注ぎ込みました!」と自信を見せる。長田は「テレビシリーズではナダがビデオメッセージを撮ったときの心境が描かれないままだった。そのときの心境や背景がわかるのがすごくうれしかった」としみじみと話し、「ポスターに僕の顔を大きく写してもらっているのにまずびっくり(笑)」と続ける。「仮面ライダーアマゾンズ」のキャストとしても知られる宮原は、かつて「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の現場を見学したことがあると明かして「ずっと出たいと思っていたんです。今回、素敵な機会に呼んでいただけてうれしかった」「リュウソウジャーの世界の中でも得意とするアクションを存分にやらせていただきました」と声を弾ませた。そんな彼女のアクションについて一ノ瀬と長田は「すごかったです!」「迫力が別格でした」と太鼓判を押す。
「機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!」にはスーパー戦隊過去44作のレッドと怪人が集結した。駒木根は「小さな頃から戦隊を観ていた身としてすごく昂りました」と目を輝かせ、「ほかの2作とは少し違って、ズルをしてしまった感じ」とはにかみつつも「過去の先輩たちの素晴らしさや、やってきたことの重みをしっかり引き継げたかな」と胸を張る。スーパー戦隊シリーズ第1作目「秘密戦隊ゴレンジャー」でレッドに扮した誠は「僕が出演したのはほぼ半世紀前なので、なんともいえない感無量な感じがあった。今回(ゼンカイジャー)は1人なんだよね? もう最高だよ」と駒木根に温かな声をかけ、「50作目にも杖をつきながら参加できたら」と今後に期待した。
イベントでは、先輩から後輩へ“託したい思い”を語る場面も。幼少期はほぼ戦隊一色の生活だったという一ノ瀬は「画面を通して倫理観や道徳を培ってもらった」と思い入れたっぷりに述べ、「みんなに希望や夢を与えてるという意識を胸に持って演じてほしいと考えていました」と回想する。小宮はその言葉にうなずいて「遠足をしている子供たちを眺めていたときに、僕に気付いて『キラメイジャーだ!』と言ってもらえたのが本当にうれしくて。そういうものを1つひとつ大事にしていってほしい」と駒木根に語りかけ、駒木根は「皆さんに成長した姿を見せられるように、過去の戦隊の思いをしっかりと背負ってこれから1年間走り抜けられたら」と決意を新たにした。彼らの思いに触れた誠は「みんな熱いね。1つひとつバトンタッチができていると感じます。もっともっと大きくなってください」と激励し、3人を「がんばります!」と喜ばせていた。
終盤には、キャストたちへ「スーパー戦隊という作品から受け取ったものは?」との質問が。小宮は「憧れと夢を教えてもらった1年でした」と答え、一ノ瀬は「挑戦する勇気です。できることを思い切りやってみる大事さ、殻を破ることの大切さを学びました」と感慨深げにコメントする。長田は「ナダは自分にそっくり。キラキラしているみんなをうらやましく思っていながらも、自分のやってきたことに自信を持ちたいと思っている男なんです」と役への深い思いを口にして「ナダは1人では成立しない。みんながいたから彼は救われたし、どんなときでもあきらめない不屈の精神も学びました」と懐かしむ。“戦うこと”を学んだという駒木根は「スーパー戦隊をもっともっと歴史あるものにして、その中の1人になれたら」と意気込んだ。
「スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021」は2月20日に全国公開。
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憧れと夢!スーパー戦隊への思いを小宮璃央らが明かす、長田成哉は「ナダは自分みたい」(写真17枚) - ナタリー https://t.co/m9JMPlxST2