国際武器取引の闇追った「シャドー・ディール」公開、政府や軍隊の関係浮き彫りに

国際武器取引の闇を追った「シャドー・ディール 武器ビジネスの闇」が、1月30日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次ロードショー。ポスタービジュアルと場面写真が公開された。

金、権力、個人の野望が国家の安全保障や世界平和よりも優先される国際武器取引の実態に迫る本作。検察官、軍事産業関係者などの証言を通じ国際武器取引を取り巻く政府や軍隊、情報機関や軍事会社の複雑な関係を浮き彫りにする。加えて武器ビジネスが外交や経済政策に及ぼす影響や、どのように腐敗を助長するのかを追う。

原作はアンドルー・ファインスタインによる「武器ビジネス 上：マネーと戦争の『最前線』」「武器ビジネス 下：マネーと戦争の『最前線』」。ベルギーのアーティストであり映像作家でもあるヨハン・グリモンプレが監督を務め、ファインスタインとグリモンプレが脚本を手がけた。