特別番組「銀魂タイムズ」が、本日12月19日にオンラインで開催されている「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」で配信。劇場アニメ「
番組では、坂田銀時ら万事屋メンバーに声を当てた3人がスーツ姿で登場し、神妙な表情を浮かべるも、阪口が「スーツ……無理だ!」と早々にギブアップしてしまう。その後劇場版アニメ3作目にして、シリーズのフィナーレを飾る「銀魂 THE FINAL」の作品紹介が始まり、釘宮が「みんな最後だから本気でやるって言ってました!」とコメントすると、杉田は「今まで本気ではなかった……?」とツッコんだ。脚本を読んだ阪口が、思わず「(杉田が)大変だな」と語るほど、さまざまな試練に立ち向かう銀時の姿が描かれる本作。当の杉田は「いろんなことに決着をつけないといけないから負担は増えるけど、逆に光栄な話で、ちゃんと決着をつけてくれるんだということのほうがうれしかった」と喜びを表した。
銀時について杉田は「過去や自分自身を隠しながら生きている人なので、それに対して心を開ける万事屋、仲間を得て、彼は幸せ者だなと思いました」としみじみと語る。実は一番成長しているのは銀時だと話す阪口は「逆に新八は全然変わってないからね。最初からある程度完成されてた気がする。それほど15年前と印象は変わってないし、新八はずっと新八なんだろうなあという気がします」と分析。釘宮は、自身演じる神楽が物語の中で家族と向き合うようになる姿を挙げながら、「父や兄とも心が通じ合って、家族の問題がどんどん解決していって、万事屋だけで固まっていたところに家族の豊かさも加わって、人間としてすごく成長できたかなと思います」と話した。
原作者・
すると、会場に空知の自画像を模したゴリラの着ぐるみが登場し、空知からの手紙を3人に渡す。手紙の中で空知は、「どこもかしこも『鬼滅』ブーム」「俺が見逃してやってるだけでその気になれば、秒で終わらせられるからね!」「『鬼滅』のアフレコ現場に杉田をスパイとして送り込んでいた」などとつづり、「『記録』より『記憶』に残る作品を目指します!」と宣言。入場者特典のカードを自身が描き下ろしたことを述べ、「連載終えてブランクがあるから、多少画風が変わってても野暮なツッコミはなしだゾ」というコメントとともに、先日発表されていた入場者特典「炭治郎&柱イラストカード」から、公開第1週目に配布される絵柄がお披露目された。空知は「俺は俺の責務を全うする!! このオワコンアニメにどんな手を使っても客を呼ぶ!! 劇場で“柱”たちとその他で待ってるぜ!」と気合十分にコメントした。
番組終盤には、3人から公開を待つファンに向けたメッセージが。釘宮は、映画公開に合わせてさまざまなキャンペーンが展開されることに触れ「アニメを1話から最終話まで復習するもよし、原作を1巻から全部読むもよし、ファイナルにふさわしい活動を皆さんにも今からしていただいて、みんなで盛り上がれたら最高だなと思いますので、ぜひぜひ皆さんも活動がんばってください! 私たちもがんばりたいと思います!」と呼びかける。阪口は「本当にファイナルなのかなっていうぐらい、まだ終わった感じもしないです。僕の中でふつふつと“銀魂”的なものがまだ煮えたぎっているような、いないような。最後まで駆け抜けて行きたいと思いますので、皆さんもぜひ息切れしないように、付いてきていただけたらいいなと思っています。銀魂ラストラン、よろしくお願いします!」とコメント。杉田は「自分の中の『好き』という感情を裏切らないでほしい。僕は『鬼滅』も『美少女戦士』も『新世紀』も全部観たいです。出演作かどうかで差なんてつけられない。『好き』でいいじゃないですか。『銀魂』、今後ともよろしくお願いいたします!」と熱く語った。
宮脇千鶴が監督と脚本を担当した「銀魂 THE FINAL」は1月8日より全国ロードショー。なお「銀魂タイムズ」は「銀魂チャンネル」にて期間限定リピート配信中。
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