ディズニープラスオリジナル映画「ブラック・ビューティー」より、主演を務めた
本作は家族を失い、心を閉ざした1頭の黒馬とある少女の絆を描く物語。心を閉ざした野生の馬“ブラック・ビューティー”の視点から、少女ジョー・グリーンとの出会いや、さまざまな試練と冒険が紡がれる。「愛を読むひと」のケイト・ウィンスレットがブラック・ビューティーに声を当て、「インターステラー」「くるみ割り人形と秘密の王国」のフォイがジョーを演じた。
原作はアンナ・シュウエルが1877年に発表した世界的なベストセラー小説「黒馬物語」だ。フォイは「子供の頃、大好きだった。あまりに何度も読んだから、バラバラになってしまった本の1冊だった」と原作への深い思い入れを明かす。ワクワクしながら読んだという映画の脚本には、号泣するほど感動したという。フォイにとってジョーの境遇や人物像は非常に共感できるものだそうで、「これまで演じた中で、もっとも私自身に近い役。自分自身の個人的なところに深く飛び込んで、ジョーと私自身のパーソナリティのバランスを見つけていくのは興味深い作業でした」と振り返る。
撮影前には2週間にわたって乗馬や馬の感情を読み取る訓練などを行った。映画ではジェニーという牝馬がブラック・ビューティーに扮しており、フォイは「動物と感情的につながる演技を一度もしたことがなかった。彼女の感情をどう読むか、どのように走るか、そういったすべてのことを学ばないといけなかった」と回想。馬と一緒に演じることに関しては「例えすごく訓練されていたとしても、時々、彼らはとても美しく自然に思いがけないことをする。だから、彼らの行動を意識して追うことが重要でした。そのシーンでのブラック・ビューティーの感情を追いかけて、それに合わせて演じる。脚本を意識しながら撮影で生まれる自然な瞬間とたわむれるんです」と、撮影を通した実感を語っている。
最終日には、ジョーの乗るブラック・ビューティーが海辺を疾走するシーンをスタントなしで撮影。彼女が手綱から手を放したまま乗馬するショットについて、フォイは「丸1日、海辺を走って過ごしました。ものすごく速く走っていて、私の下にいる馬のパワーを感じるという稀な瞬間だった。そして手綱から手を放し、すべての信頼を馬に預けて飛んだの。ただ解き放したのよ。それはこれまで経験したことがない素晴らしいフィーリングだった」と述べた。
「ブラック・ビューティー」の撮影が終わってからも、馬の魅力に惹かれ乗馬を続けているフォイ。そして、つい最近ドンという名前の牡馬を引き取ったばかりだそう。「ジェニーと仲良くなり、いろんな種類の馬術があることを学び、馬がどれほど素晴らしく、特別な存在であるかを知りました。それからドンに巡り合って『そうだ。この子しかいない。ドンこそがマイボーイ』と感じました。今、私たちは一緒に走って、とても楽しい時を過ごしてます」と充実しているプライベートを伝えた。
「Deserted(原題)」「Adolescence(原題)」のアシュリー・エイヴィスが監督を務めた「ブラック・ビューティー」は、本日12月18日よりディズニープラスで独占配信。
マッケンジー・フォイの映画作品
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