「
全国177館に生中継された本日のイベント。宮野は困難の多かった2020年を踏まえて「皆さんに観てもらえるという事実が本当にありがたいです」と感謝し、本作の感想を「ベディヴィエールの目が、前半から最後の独白に向けてどんどん変わっていくさまが印象的でした。うつろなところから始まり、苦しい戦いを経て、絶望感の中に1つの決意を見つけていく流れが素晴らしい。大迫力のアクションや映像の素晴らしさにも圧倒されました」と伝える。
島崎は、ベディヴィエール視点で展開する本作を「新鮮だった」と述懐。そして司会者に「ベディヴィエールと藤丸の関係を一言で……」と振られると、すかさず宮野から「一言は難しい! (島崎は)1つ聞くと100答えるんで!」と指摘が。島崎は「そうなんですよ」と苦笑しつつ、「今回はベディヴィエール視点なのもあって、彼がいろいろな人に出会って変化していく姿が印象的で。ちょっと質問からずれるんですけど、アーラシュとベディの対話を聞いていると気持ちの変化がわかりやすかった。本当に温かく、生活感があって自然体で、あれこそが民の中で輝く大英雄。ベディの心がほぐれていくのが見えました」と熱弁する。宮野に「話ずれるの早くない!?」とツッコまれながらも、「藤丸としては自分ができることをやってるだけで、(ベディヴィエールと)いい影響をお互い与え合ったりできたんじゃないかな」と付け加えた。
また高橋は「常にカルデア側の気持ちを描いてもらっていたので、(本作はベディヴィエール視点のため)描かれないのが逆に怖かったり。リアクションやセリフの掛け合いが少ない中でも『これが後編につながるセリフになるといいな』とか、一瞬一瞬で残せるものを詰め込みました」と収録を振り返る。川澄は「今回はカルデア側からすると明確に“敵”でした。後編がどうなるか気になる終わりだったんじゃないかなと思います」と語った。
本作の主題歌は、坂本が作詞と歌唱を担当した「独白」。坂本は「ベディヴィエールの気持ちを歌った曲。語り尽くせない彼の気持ちを表す独白が続いていくような内容で、エンドロールで観客の皆さんに寄り添えたらと思いながら作りました」と解説した。後編では、坂本作詞による主題歌を宮野が歌唱する。宮野は「真綾さんが作詞してくれるなんてとにかく幸せ」とうっとりした。
最後の挨拶では島崎が「そういえば聞いてなかった! 今回の映画、いかがでしたか?」と尋ね、会場に大きな拍手が響くと「よかったー!」と笑みをこぼす。そして宮野は「覚悟を持って後編まで演じ切りたいと思います。ベディは人と関わることが大好きな人間ですが、この前編の冒頭から孤独を抱えています。まだ孤独な戦いは続くんですが、その中で彼が得た希望の光はどこへ向かい、どういう結末を迎えるのか。ぜひ見守ってください」と呼びかけて舞台挨拶を締めた。
なおイベントでは「
※島崎信長の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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