町山智浩が“今観るべき”米ドラマ「FOR LIFE」を徹底解説、特別映像19分

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刑務所内でパラリーガルとして活動した男、アイザック・ライト・Jr.の実話にインスパイアされた海外ドラマ「FOR LIFE(原題)」。日本での放送を控える本作について、アメリカ在住の映画評論家・町山智浩が解説した動画がYouTubeで公開された。

「FOR LIFE(原題)」ビジュアル

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「FOR LIFE(原題)」

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2020年2月に米ABCで放送が始まった「For Life」は、現地時間11月18日にシーズン2がスタート。無実の罪で終身刑を言い渡された男アーロン・ウォレスが理不尽な社会と闘うさまが描かれる。ウォレスは自らの潔白を証明するため、受刑者でありながら弁護士資格を取得し、同じく冤罪で服役する仲間のため弁護のときだけ裁判所へ移送されて法廷に立つ。

「FOR LIFE(原題)」

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ウォレス役にニコラス・ピノックが起用されたほか、インディラ・ヴァルマジョイ・ブライアント、タイラ・ハリス、ボリス・マクギヴァーらが出演。製作には、実際にアイザックに弁護を依頼したこともあるラッパーの50セントが参加した。

「FOR LIFE(原題)」

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約19分の特別映像では、町山が「ブラック・ライヴズ・マター」や「システマティック・レイシズム」に絡めながら“今観るべき”ドラマとして本作を紹介。50セントから日本のファンに向けた独占メッセージも視聴できる。

町山智浩 コメント

町山智浩

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“FOR LIFE”とは「終身刑」を意味する。主人公アーロン・ウォレスは妻子あるビジネスマンだったが、ある日突然、悪徳検事が警察と仕組み、無実の罪で終身刑を宣告されてしまう。アーロンは刑務所で法律を学び、自ら弁護士となり、同じように濡れ衣を着せられた他の囚人を救おうとする。本作は20人以上の冤罪を晴らした「獄中の弁護士」アイザック・ライトJr.の実話にインスパイアされ、彼の弁護を受けたラッパーである50セントが企画した作品であり、アメリカの司法における差別的で理不尽な現実を暴き、決して屈しない男が権力と戦い、家族の元に帰ろうとするヒューマン・ドラマ。「フォー・ライフ」とは「人生のため」「命のため」でもある。ブラック・ライヴズ・マター運動の今こそ観てほしい作品だ。

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