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本作はアルジェリアで1991年に始まった内戦“暗黒の10年”を背景にした物語。過激派イスラム主義勢力によって横行していた弾圧の真実が、ファッションデザイナーを夢見る大学生ネジュマの視点から描かれる。
映像で、脚本との出会いが4年前であることを明かすクードリ。続けて「この映画は例え何があっても絶対に完成させたかった。エネルギーをためてた」とコメントする。ネジュマの親友ワシラを演じた
ネジュマたち登場人物と同じく、アルジェリアを離れる前は自身も大学寮で暮らしていたというメドゥールは「アルジェリアで学ぶ女子学生の多くは、大学構内に住めるように一生懸命働きます。それは勉強のためでもありますが、父親と兄に代表される家族のもとを離れて、束の間の自由を体験するためでもあります」と述懐。「私たちにとって寮は、自由を満喫できる場所でした。勉強もできましたが、ダンスをしたり、音楽を聴いたりすることもできました。当時は楽しい思い出ばかりなのです」と振り返った。
「パピチャ 未来へのランウェイ」は、10月30日に東京 Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。
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絶対に完成させたかった、「パピチャ」キャストインタビューを収録した特別映像(コメントあり)
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