「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」のプレミアイベントが本日10月5日に東京・豊洲PITで開催され、主演の
本作は、安楽死を手口とする連続殺人犯と警視庁捜査一課の刑事コンビの攻防を描くクライムサスペンス。中山七里の小説を「神様のカルテ」の
綾野は「センシティヴな題材」と本作のテーマを説明しつつ、「とにかく安心感があって聡明な方。北川さんとコンビを組むのなら乗り越えられるのではないかと思いました」と劇中でバディを組んだ北川に信頼を寄せる。自らが演じた犬養については「とてもクレバーで協調性もある」と評して「集団で一緒に何かを成し遂げるチーム感を大事にしました」と役作りの裏側を明かした。
イベントの中盤では、[Alexandros]が主題歌の「Beast」を披露した。舞台袖でパフォーマンスを見守っていた綾野は「いやー最高でしたね! めちゃくちゃアガりました。正面から観たかったなあ」と興奮気味に気持ちを表現し、トークのために再登壇した[Alexandros]の面々に「どう? 緊張する?」と優しく声をかける。
「仕事の話を忘れるくらいのめりこんだ」「(綾野が)また新しい顔を出してきた」と本作を絶賛したのは川上。彼は「こういう歌詞を書いたら嫌われちゃうんじゃないかと怖かったんですが、(本作を観て)それじゃいかんなと思いました」と楽曲制作に思いを馳せる。それを受けて綾野は「この曲が映画を完成に導いてくれました。映画で表現しきれなかったものを楽曲で表してもらえた」と感謝しながら、同曲を初めて聴いた際にすぐ[Alexandros]のメンバーに連絡をしたと明かす。川上は「ドキドキしていたのでほっとしました」と当時を述懐し、磯部は「忙しいのに連絡くれて、優しい人だなと思った」と、白井は「気に入ってもらえてうれしかった」と笑顔を見せた。なお川上によれば「カラオケで歌ってほしい」という思いから同曲のキーは少し低めに設定されているという。
終盤には、登壇者たちがファンからの質問に答える一幕もあった。「北川さんにビンタされたときのエピソードは?」との問いに、綾野は北川がビンタをためらっていたと前置きして「本番では想像以上のビンタが飛んできて、速すぎて見えなかった!」とにっこり。そして「さすがです」と彼女をたたえた。
「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」は、11月13日より全国ロードショー。
関連記事
綾野剛の映画作品
リンク
かおる @kaoru_11
綾野剛、[Alexandros]の生演奏にアガる!「映画を完成に導いてくれた」 - 映画ナタリー
https://t.co/w4I4kjv92R
#マイナタリー