朝ドラ「おちょやん」で板尾創路が“喜劇の巨人”に、新キャスト13人＆語り手発表

杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」の追加キャストが新たに発表された。

NHK連続テレビ小説103作目となる本作。杉咲演じる主人公・竹井千代は、松竹新喜劇などに参加した女優・浪花千栄子がモデルとなっている。これまでにトータス松本、宮澤エマ、成田凌、篠原涼子、名倉潤（ネプチューン）、いしのようこ、星田英利、中村鴈治郎、井川遥、若村麻由美の出演が発表済。ドラマ「半沢直樹」「陸王」で知られる八津弘幸が脚本を手がけ、梛川善郎、盆子原誠らが演出を担当する。

今回新たに発表されたキャストは13人。大阪・道頓堀にある芝居茶屋「福富」の息子・富川福助を井上拓哉、ライバル関係にある芝居茶屋「岡安」の先代女将・岡田ハナを宮田圭子、「岡安」の娘・岡田みつえを連続テレビ小説初出演の東野絢香が演じる。

また大阪だけでなく東京でも人気を誇る喜劇の巨人・須賀廼家万太郎（すがのやまんたろう）役で板尾創路、成田扮する天海一平の父・初代天海天海（あまみてんかい）役で茂山宗彦、劇場支配人・熊田役で西川忠志が出演。道頓堀を出た千代が京都で働くカフェー「キネマ」の店主・宮元潔には西村和彦、同店の女給・宇野真理に吉川愛、同じく女給の薮内清子に阿部純子、千代が初めて役者の世界に飛び込んだ山村千鳥一座の座員・薮内清子に映美くららが扮する。

そして鶴亀撮影所の助監督・小暮真治に若葉竜也、所長・片金平八に六角精児、守衛・守屋に渋谷天外がキャスティングされた。さらに“黒衣”として語りを担当するのは、落語家の桂吉弥に決定した。

新たな出演者決定を受け、杉咲は「八津さんの描かれるパワフルで個性豊かな登場人物たちに私自身もパワーと刺激を受けながら、毎日楽しく台本を読んだり、撮影したりしています。そこへさらなる濃ゆいキャラクターたち、素敵な共演者の皆さまが参加されるということで、これからの撮影を想像しては“きっとより賑にぎやかで楽しい日々になること、間違いない！”と、ワクワクが止まりません」とコメントしている。

NHK連続テレビ小説「おちょやん」

NHK総合、NHK BSプレミアム 2020年9月28日（月）スタート