「思い、思われ、ふり、ふられ」YouTube生配信イベントが本日8月4日に行われ、キャストの
咲坂伊緒の同名マンガを三木孝浩が実写映画化した本作は、4人の高校生の恋模様をみずみずしく描く青春ラブストーリー。浜辺が不器用なヒロイン・山本朱里、北村が朱里の義理の弟・山本理央を演じたほか、福本莉子が内向的な性格の市原由奈、赤楚衛二が由奈の幼なじみ・乾和臣に扮した。
浜辺と北村は2017年公開作「君の膵臓をたべたい」でも共演している。そこで本日のイベントでは、同作のプロモーションキャンペーンに密着した映像を観ることに。3年前の自分たちの初々しい姿に、浜辺と北村は「若い!」「恥ずかしくて消え去りたい!」と嘆く。「君の膵臓をたべたい」では日本中を回ったが、「思い、思われ、ふり、ふられ」においては舞台挨拶を行うことも困難な状況だ。北村は「直接皆さんに届けられないのは苦しさを感じます」と述べ、浜辺も「試写会があるのが普通だと思っていたので不思議な感覚です」と心境を口にした。
ひと足早く本作を鑑賞したエミリンは「恋愛映画や少女マンガが大好きでよく見ますが、ただのキュンキュンだけじゃなく葛藤も上手に描かれていて。この気持ち忘れてた!みたいなものを教えてもらえました」と目をうるませながら感想を伝える。また印象的な場面を聞かれると、「振る側が『告白してくれてありがとう』と言って、告白したほうも『聞いてくれてありがとう』と言うシーン。『ありがとう』で終われる恋愛って素敵! だいたいは『ごめん』ですよね?」と答えた。演じた北村は「難しいですよね。今までの関係をその一瞬で切りたくないし、でもその優しさが残酷なこともあって『ごめん』と言ってあげたほうが……と思うことも。モヤモヤしますね」と悩みながら語る。
トークテーマが「劇中の理想のシーン」になると、浜辺は「文化祭で好きな男の子に屋上で写真を撮ってもらうシーンは理想でした」と回想。北村は「体育の時間に倒れた朱里を和臣が運んで、その2人を理央が見ちゃう。僕はそこが一番グッと来ました。『別に』っていう顔をするんですけど、『(理央に)お前いいことあるぞ』って」と切ないシーンを挙げた。苦しいシーンを挙げることを不思議がる一同に、北村は「マイナスにマイナスを掛けるとプラスになりますから。苦しんで苦しんで、愛ってこれだって(気付ける)。いいことばかりの人生より、理央みたいに苦しんだり。男としてはグッと来ました」と独自の解釈を熱弁した。
さらに、SNSが不得意だという2人からエミリンに質問するコーナーも。SNSを活用するにあたってアドバイスを求めた浜辺は、エミリンから「カメラに向かって話しかけると親近感を持ってもらえる」と助言をもらい、カメラ目線で「ごはん食べました?」と問いかける。カメラ目線が苦手だと話す北村も、「(カメラを)愛してくれるファンの目だと思って」という助言を受け、「よく寝て、食べ物はよく噛むんだぞ」とカメラを介してファンに呼びかけた。エミリンから「このあと私の動画に出てもらえますか?」と誘いを受けると、大ファンだという浜辺は「出たーい! めっちゃうれしい!」と大喜びして、コラボレーションを期待させた。
「思い、思われ、ふり、ふられ」は8月14日より全国でロードショー。
映画ナタリー @eiga_natalie
浜辺美波と北村匠海の「ふりふら」コンビ、YouTuber・エミリンのアドバイス実践
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