「みをつくし料理帖」中村獅童が役作り語る「又次とあさひ太夫の恋は“近松”」

角川春樹監督作「みをつくし料理帖」より、中村獅童が登場するキャストインタビューリレー第8弾がYouTubeで公開された。

高田郁の時代小説シリーズを映画化した本作。主人公・澪が料理人として成長していく姿や、吉原で花魁として生きる“あさひ太夫”こと幼なじみ・野江との不変の友情が描かれる。澪に松本穂香、野江に奈緒が扮した。

吉原の翁屋で料理番を務める又次を演じた中村は、又次を「まっすぐな男」だと表現する。角川のプロデュース作「男たちの大和／YAMATO」が大きな経験になったという中村にとって、本作へのオファーは「プレッシャーはありますが、監督には特別な思いもあり、とてもうれしかった」という。また又次とあさひ太夫の叶わぬ切ない恋模様について、中村は「監督からある種『近松』だと言われ、その言葉を参考にさせていただきました」と役作りに言及した。

「みをつくし料理帖」は10月16日に全国で公開。若村麻由美、浅野温子、小関裕太、藤井隆、野村宏伸、衛藤美彩、渡辺典子、村上淳、反町隆史、榎木孝明、鹿賀丈史、薬師丸ひろ子もキャストに名を連ねる。

※高田郁の高は、はしごだかが正式表記

※動画は現在非公開です。