「X-MEN」シリーズ最終章「
悪の人格“ダーク・フェニックス”を解き放ってしまったジーン・グレイとX-MENの戦いを描いた本作。映像の中でマカヴォイは本作のストーリーを「細分化されたジーン・グレイの特徴が人格化され、彼女の中でまったく異なる存在となる。新しい力に目覚めたことで、体の支配権をめぐり彼女の中で争いが起こる」と説明している。
そして「このストーリーが多くの人に支持される理由はそこにある」と断言しながら「我を忘れ、自分らしさを失うことに対して、誰もが強迫観念や恐れを抱いていると思う。“こんなの自分じゃない”って思っても、それも自分だ。違う面があるからこそ面白い」と語った。
幼い頃に“恵まれし子らの学園”に入学し、やがてプロフェッサーXの右腕的存在となったジーン。前作「X-MEN:アポカリプス」では、サイコキネシスとテレパシーの能力で大活躍を見せた。心が絶えず揺れ動いているジーンを導く「父親代わり」と、チャールズの役割を語るマカヴォイ。しかし本作では、彼の判断ミスによりX-MENが大きな危機を迎える。
またマカヴォイは「自分の名を残したいというエゴを肥大化させた。ジーンのもろさとパワーの強さをすっかり忘れ、彼女を過小評価する。もろく不安定で危険な人物を極限まで追い詰め、彼女の暴走に手を貸してしまうんだ」とジーンとチャールズの関係性に言及している。
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- 「X-MEN:ダーク・フェニックス」インタビュー映像(ジェームズ・マカヴォイ)
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